[PDF版はここをクリックしてください]景色通信Vol.8
『浅草3丁目都市再生のための景観色彩調査』
環境色彩研究会(杉本賢司主査)は、浅草3丁目の住民組織によるまちづくりに協力するために、浅草3丁目と浅草寺を取り巻く通りを選んで、その区域の景観の特長や色彩の調査分析を行い、観音裏と呼ばれる浅草3丁目の景観将来像を組み立てるワークショップを行っています。2007年6月30日には、応募いただいた約30人が、調査区域を3〜4人の7組で分担する色彩調査会を開催、現地では写真撮影を行うと共に日本塗料工業会の塗料用標準色C版を用いて、目視による建物や看板・ゲートサインや街路灯、路面などのマンセル値測定を行いました。9月15日には23名が集まり、7組のチームによる調査分析の報告会が開かれました。
今後は、地元や台東区の方々にプレゼンテーションを行い、成果は次の環境色彩研究発表会でもご披露する予定です。(永田泰弘)
芸妓さんをコーディネイトする見番と植木市風景(浅草三業会館)
総勢30名近い浅草色彩調査隊です。(撮影:杉本主査)