◆日本色彩学会誌 第37巻 第6号(2013年)

巻頭言
第1回秋の大会を倉敷で開催します	  河本健一郎	
研究発表
蛍光実物体とLCDモニタを用いた蛍光感知覚の比較
	山口美香,平井経太,堀内隆彦,富永昌治
Lightness Constancy by Using Real Space Environment
	Chanprapha Phuangsuwan,Soros Mooklai,Mitsuo Ikeda	 
色モード境界輝度測定法を用いた有彩色家具による空間の明るさ感への影響の測定
	荒川 渓,篠田博之,瀬谷安弘
異なる照明環境間でのカラーネーミングによる色恒常性成立度合の測定
	中川 亮,篠田博之,瀬谷安弘
照度変化時におけるモバイルディスプレイの彩度・色相の見えモデル
	田中英憲,矢口博久,溝上陽子
参照マッチング法を用いた昼光が入射する空間での明るさ感評価
	田中亮介,篠田博之,瀬谷安弘
ナースコール廊下灯の色・点滅パタンと緊急感の関係性の検討
	川澄未来子,加藤克哉,平松佑真,高幡幸太郎,阿部智仁,安達勝一,花井雅敏,小林菜月,王  小ヨ
街路模型を用いた夜間街路の光環境が心理的印象評価に与える影響
	持永愛美,石田泰一郎
携帯電話機にみる市場色とユーザーニーズに関する研究
	稲葉 隆
着物画像から受けるはんなり感の要因
	小溝久美子,森本一成,桑原教彰	
LED光源下における色弁別
	田川 暖,矢口博久,溝上陽子,小松原仁,小林信治,那須野信行
新しい演色評価指標の快適性評価へ応用
	長崎斗志樹,中野靖久,香田次郎,矢野卓雄
色光照明に対する色順応における色相効果と時間変化特性
	福井亜紀子,石田泰一郎	
白色LEDと有機EL光源下でのカテゴリカル比率評価法による色の見えの測定
	田嶋辰也,庄司雄平,石田泰一郎,永井岳大,山内泰樹
太陽光による退色過程の定量化と画像シミュレーション
	永井達也,岡嶋克典
条件等色実演用多色LED照明装置の製作
	中川 貴,有尾 将
光輝材を含む塗色に対するマルチアングル測色と目視評価の関連付けより色差式の考察
	若井宏平
3次元での輝度・色度計測のための2画像間の画像合わせ手法
	西田卓真,瀬谷安弘,篠田博之
ロービジョン者のATMパネル操作における色の役割
	佐川 賢,芦澤昌子,森元千由季	
擬似白内障被験者における散乱光の空間解像力への影響
	鮎川翔一, 篠田博之,瀬谷安弘
色覚障がい者(特に2色覚)が知覚する色差式の必要性と導出の試み
	坂本 隆
日英語の色名に見られる多様な文化的相違 −鉛白・墨色・濡羽色などの無彩色系を中心に−
	吉村耕治,山田有子
遮光眼鏡装用時の色分類 −若年者を用いた評価− (第2報)
	河本健一郎,山本慶子,野口菜摘,川嶋英嗣,末廣 樹,田淵昭雄,和氣典二	
色残像極性の順応後提示刺激の彩度依存性
	須長正治,山内佑夏,佐藤雅之
チップLEDを用いたメタメリズム照明装置の製作と評価
	有尾 将,中川 貴
草木染めオーガニックコットン商品開発における材料特性と染色堅牢度について
	難波久美子,山下明美,中島伸佳,國藤勝士
布微小面の反射率算出法の検討
	坂上ちえ子,須長正治
京都らしさの色彩配色イメージとその印象評価
	出嶋祐子
色彩感情予測式への感情尺度と面積効果の導入:3色配色の場合
	酒井英樹
スーラの点描画における知覚的平均色と測色的平均色の比較
	稲田憲澄,鬼木麻弓,須長正治,妹尾武治	
予想される茶飲料の味と美味しさに及ぼす色の影響
	五十嵐佑夏,奥田紫乃,岡嶋克典,竹村明久
【カラーデザイン作品発表】
草木染による自然の風合いを活かした流木ハンガー 〜十津川村の活性化を目的として〜
	石川啓介,直正友里子,三浦 研	
第1回秋の大会案内					
日本色彩学会誌 Vol.37  全目次			
編集後記		西 省吾

◆日本色彩学会誌 第37巻 第5号 

巻頭言
コスメティック産業と日本色彩学会   篠田博之
巻頭グラビア 旅と色彩
第15回 オーストリア ウイーン編「美の殿堂」   大住雅之
論文
カテゴリカル色知覚モデルによるカテゴリ境界付近の色認識		鎌田悠太郎,矢田紀子,眞鍋佳嗣,内川惠二
  要旨:本研究の目的は,人間の視覚特性であるカテゴリカル色知覚と色恒常性を考慮した色認識モデルを獲得し,これ
を用いて画像中の色認識を行うことである.画像中の色認識はコンピュータビジョンに非常に重要であるが,従来のカテゴ
リカル色知覚と色恒常性を備えたカテゴリカル色知覚モデルは画像に対する認識精度が低かった.その原因として,従来モ
デルにおけるカテゴリカル毎の学習量の偏りとカテゴリ境界付近の色に対する認識精度の低さがあげられる.そこで本論文
では,カテゴリカルカラーネーミング実験の結果から作成する教師のデータのカテゴリ毎の学習量の偏りの均一化と,カテ
ゴリ境界付近の色の認識にふさわしいデータ構造への変更を行い,新たなモデルを獲得する.そして,提案モデルに対して
カテゴリ毎の認識精度の検証と,カテゴリ境界付近の色の認識精度の検証を行い,その色認識精度が従来のモデルより高い
ことを示す.また,提案モデルを画像に適用し,画像に対する色認識精度が高いことを示す.
  キーワード:色認識,カテゴリカル色知覚,色恒常性,カラー画像処理,ニューラルネットワーク
特集「色彩学を視座にした多感覚インタラクション −コスメティック科学への展開−」
特集にあたって		松居辰則
色彩を結び目とした多感覚研究の可能性とコスメ科学への展開	齋藤美穂
クロスモーダル研究の動向とコスメティックへの展望	岡嶋克典
コスメ科学への視覚情報処理の応用 −化粧肌の質感の同定−	富永昌治
化粧品業界での脳科学の可能性		高田定樹
脳に働きかけるスキンケア 〜皮膚感覚を介した心理的効果について〜   鳥居宏右  
化粧品デザインにおけるラグジュアリー戦略   長沢伸也,木津由美子
色の錯視いろいろ
(10)色依存の静止画が動いて見える錯視:輝度変化誘導性の運動錯視が関与?   北岡明佳
翻訳(10)
M. E. シュヴルール著  色彩の同時対比の法則とその応用   小林光夫 
追悼文  
川上元郎先生を偲んで   側垣博明
全国大会報告
日本色彩学会第44回全国大会[早稲田]’13 開催報告  関東支部第44回全国大会実行委員会	
受賞記念
紙の白さの評価に表れた環境配慮意識   鄭 孝眞 
第17 回日本色彩学会論文奨励賞を受賞して   西野 顕
発表奨励賞受賞者挨拶		光源と色の見え   田川 暖
				発表奨励賞受賞にあたって   多摩川健
				発表奨励賞を受賞にあたって   望月宏祐	
				全国大会に参加して   吉村元聖
国際会議報告
「AIC 2013 - 12th International AIC Colour Congress」報告  堀内隆彦,今井良枝,鍵本明里,石田泰一郎,矢口博久
支部報告
東海支部 平成25年度 第1回研究会「疲れを色彩で表現する−車いすナビの経路表示法−」	 川澄未来子
研究会報告
視覚情報基礎研究会   第16 回研究発表会 開催報告  	 堀内隆彦
CRA抄録 
Color Research and Application掲載論文抄録  CRA委員会
理事会議事録	
総会議事録	
編集後記		名取和幸

◆日本色彩学会誌 第37巻 第4号 

巻頭言
学際的な強みを活かして			堀内隆彦		
巻頭グラビア 旅と色彩
第14回  ロシア サンクトペテルブルグ編 「贅の空間」  大住雅之 
研究資料
汎用色材を用いた肌の色の色票作成 −原色の選定とその混合法−	大島未有希,遠山令子	
  要旨:人の肌の色を研究対象とする際には,ほとんどの場合,その色を色票に再現して検討材料としている.しかし入
手が容易な色材を用いていわゆる肌の色の色票を作製したという報告はない.そこで汎用色材を用いての肌の色の色票を作
製する場合に必要な原色の選定を試みた.その結果,原色には肌の色を再現する主要色としてモスグリーンとブリリアント
ピンクの2色,さらに色再現領域を広げる補助色としてライラック,コバルトターコイズ,カドミウムイエローおよびプライ
マリーホワイトの4色を選定した.それぞれの色には特定の役割があり,これらの6色を適切な比率で混色することにより,
連続して肌の色を変化させることができるので,広範囲な肌の色の領域を再現できることが示唆された.
  キーワード:肌の色の再現,原色,絵の具,色票

シリーズ:著者が書く“論文活用マニュアル”〈第9回〉
「色彩の矛盾をひも解く」第5回(最終回)マンセル色票をパソコン画面に表示するには?
	酒井英樹   
色の錯視いろいろ
(9)色依存の静止画が動いて見える錯視:杆体が関与?     北岡明佳	
翻訳(9)
M. E. シュヴルール 色彩の同時対比の法則とその応用   小林光夫  
本部事業報告
色彩学基礎講座2012 開催報告         教育普及委員会 基礎講座運営委員会	   
国際会議報告
Fourth Computational Color Imaging Workshop (CCIW2013) 開催報告   富永昌治	 
支部報告
関東支部 公開シンポジウム「日本の絵の色 - 感性と科学との対話 part2」開催報告		松田陽子 
関西支部 第17回色彩基礎セミナー及び第15回カラーコーディネーターシンポジウム	      	酒井英樹,松田博子 
関西支部 関西支部大会報告		須長正治   
東海支部 第9回東海ヤングセミナー   中村信次   
関東支部 関東支部大会+公開シンポジウム:光の色の不思議を究める  岩井 彌  
研究会報告
白色度研究会    第12回講演・研究発表会報告     内田洋子    
視覚情報基礎研究会 第15回研究発表会 開催報告		堀内隆彦   
色彩教材研究会	    第9回研究発表会 報告 		永田泰弘   
色覚研究会 平成24年度第2回研究発表会および総会 開催報告  坂本 隆  
CRA抄録
Color Research and Application掲載論文抄録  CRA委員会    
理事会議事録	
総会資料       
編集後記		名取和幸

◆日本色彩学会誌 第37巻 第3号 

巻頭言
グローバル化の中の色彩の役割    齋藤美穂
特別セッション「コスメティックと色彩学」
分光情報と光反射モデルに基づいた肌の3DCG再現		田中法博 
分光顔画像による肌の色素成分イメージングとその応用  菊地久美子,舛田勇二,平尾哲二  
分光顔画像を用いた化粧崩れ評価方法 −テカリの反射特性とその評価− 大槻理恵,引間理恵,坂巻 剛,富永昌治 
機能性分光フィルタを用いたファンデーション定量・分布計測システムの開発と応用	西野 顕,中村睦子,宮下京子,中内茂樹
肌の分光特性に基づいたファンデーションの仕上がり設計	五十嵐崇訓,岡本 卓,陳 延偉
肌年齢と肌質の視覚的認知における輝度情報の効果		岡嶋克典,アルセ カルロス,五十嵐崇訓,中尾啓輔
カメラを用いた肌の「透明感」「ツヤ感」の簡易的評価	川口屋幸,新垣健太,宮地伸幸,葉谷 彰,鳥居宏右
肌の「ふっくら」「もちもち」感を高める化粧品の光学的,力学的性質		新垣健太,川口屋幸,上野省一,葉谷 彰,鳥居宏右
International Session
A comparison on the consumer psychology under the influence of magazine advertising’s background color between China & Japan  ----- The preferred tone of Blue & Red	Zhaojun Guo,Miho Saito	
Influence of Hand “Complexion” on Nail Polish Color Choice    Kenichi Kume,Katsumi Nakane,Yosuke Yoshizawa
Color Preference of the Interior Colors using Computer Graphics with Different Door and Floor Color Combinations		Azusa Yokoi,Miho Saito	
Color constancy investigated by color appearance of an achromatic patch in photographs	Chanprapha Phuangsuwan,Mitsuo Ikeda	
Relationships between percent dot area and colour perception for primary colour in printing  	Surawit Nantakarat,Suchitra Sueeprasan,Tetsuya Sato		
研究発表
調和と個性の街並みづくり   網村眞弓
景観法に基づく景観計画における建築物の色彩基準に関する研究 −中津川市の事例に着目して−	成田イクコ,瀬田史彦	
視点移動に伴う景観色彩の変化と「まとまり感」	近藤桂司
仮設空間の色彩の現状と課題(1)	山下明美
環境色彩計画に影響を及ぼす記憶色調査 −土色編−	高山美幸
建物の高さと色彩を変数とした景観生成シミュレーション画像に対する印象評価	品川翔一朗,石田泰一郎	
世界の色票の統計的色分布調査と解析	増田 豊
太陽光発電の表層障害調査	杉本賢司,萩原京子
色彩分析を活用したサラダの栄養評価	松井元子,八重尾桃子,村元由佳利,大谷貴美子
美術館・博物館における最適な照明・色彩環境の研究 〜異なる照明環境下における画材の演色特性〜	中島由貴,渕田隆義
LED光源システムの空間的制御	吉村元聖,堀内隆彦,平井経太,富永昌治	
油彩絵画特徴のディジタル写真への一転写方法	多摩川健,堀内隆彦,斎藤了一,富永昌治	
分光ベースの全方位照明計測データに基づいた人間の肌のCG再現   岩崎央華,田中法博
絹織物の分光反射率推定と3DCG再現	望月宏祐,田中法博,森川英明
補色フィルタとRGBカメラによる分光動画像計測   三輪遼太郎,眞鍋佳嗣,矢田紀子
近赤外線画像による錦絵の天然藍とベロ藍の判別   鈴木卓治,眞鍋佳嗣
反射特性を用いた金属感の定式化   大竹潤己,矢田紀子,眞鍋佳嗣
ブロック色素を用いた最明色の簡便な色域生成法と視覚の分光応答   小寺宏嘩
全方位の照明計算に基づいたフライトシミュレータの開発   山本遼太郎,田中法博
灰色仮説に基づく色情報による照明変動にロバストな物体追跡   土居元紀,松元隆明
LCDモニタ上の蛍光色とネオン色の知覚に関する一考察   田中 緑,堀内隆彦,富永昌治
対応色を用いたLED光源の演色性評価   田川 暖,矢口博久,溝上陽子,小松原仁,小林信治,那須野信行
色覚異常者の色の見えにおけるベゾルド・ブリュッケ効果 大石紗恵子,矢口博久,溝上陽子
自然画像における空間周波数と彩度順応の関係の検証	境原 瞬,溝上陽子,矢口博久
慣用色名の色相での分布に関する考察	鈴木恒男,小松原仁
蛍光塗料板の蛍光物体色の測定	森島綾子,木村真之,長谷川勝二
白色LED光源の演色性評価	那須野信行,小松原仁,小林信治,渕田隆義,橋本健次郎
明るさとカラー印刷物の見え方 −若齢者と高齢者の場合	大野治代,田村繁治
Munsell表色系の数学的構造の分析(その1)	小林光夫
産業景観と風土色 −愛知県常滑市の事例−	市田 圭
敦煌図案の色彩構成原理研究	鄭 暁紅
日本近代の絵具製造と販売	國本学史
甘さを表現する言葉の色彩イメージ	大谷貴美子,冨田圭子,薛 暁習,康 薔薇,Insook LEE,村元由佳利,松井元子
色彩感情と自尊感情 ‐日加比較研究‐	大下京子,齋藤美穂
現代の基本的なFashion Imagesと色との関連性―欧米と日本200名のアンケート調査分析結果―	吉村耕治,山田有子
世界8都市調査による色彩嗜好パターンの研究	稲葉 隆
高齢者被服の嗜好色と現状についての比較研究	外崎由香
給食用トレイの色がロービジョン者の視覚的なおいしさに与える影響 〜ブライトトーン6色を用いて〜
   冨田圭子,大内かすみ,菊田千景,松井元子,大谷貴美子
単色の感情効果の予測式の提案	大山 正,宮田久美子
多種類の単色の色彩感情	 宮田久美子
スポーツ紙一面における新聞記事の見出し文字配色が記事内容の理解に及ぼす影響に関する定量的分析
   伊沢浩志,村松慶一,小島一晃,松居辰則
カラーカードとディスプレイにおける色彩感情に関する因子構造の比較	田原 紫,村松慶一,松居辰則,齋藤美穂
発光面によって構成された室空間に対する視覚的印象の定量的評価		中川昌也,石田泰一郎
照明の色と照度の違いがもたらす心理的評価の差異		塚本美咲季,齋藤美穂,石田泰一郎
空間への色彩導入による心象変化の検証:高齢者施設	網村眞弓,木村 博,高久正範,清水洋平
色彩構成にみる色とイメージの実際	森友令子
緑視率計測装置の開発		瀧澤惣一,森 隆智,佐川 賢
カラーデザイン発表
省エネルギー性と意匠性を備えた指向性再帰反射材を外壁に用いた家   酒井英樹,伊與田浩志
研究発表
色柄模様の布のシワの見えに及ぼす影響   淺海真弓,末廣祥二,内田裕子,森 俊夫
角膜表面像からのシーンの分光反射率推定   鈴木 渉,西 省吾,大寺 亮,富永昌治
優先性提示が注意の配分に与える影響   王 冬冬,坂田勝亮
カラーバリエーションが被服選択行動に及ぼす影響についての実験的検討   佐藤典子,木村 敦,高橋 望,山田 寛
服装のフォーマル性を規定する色彩・デザイン要因の検討 (1)   山縣亮介,鷲津かの子,石原久代
ウォーターカラーイリュージョンによる白色度変化への周辺図形の影響   井澤尚子,鈴木恒男
SD法による「似合う」の解析への試み   市場丈規,疋田千枝,近藤ひろみ,冨本いちこ,菅 育子,ながなわ久子,
                     多田真奈美,宮本真由美,浅野いづみ,山中マキ,足達朝子,竹川一良,渡辺江利子
肌の測色とシーズン診断の関係について		市場丈規,乾 宏子,疋田千枝,吉田名保美,近藤ひろみ,近藤恵未
オノマトペの色彩印象におけるカテゴリーの効果 −お米語を対象とした無文脈条件での検討−   牧野暁世,高橋晋也
映画ポスターの色彩が与える印象とジャンルの関係   菅波 航,有光翔理,齋藤美穂
嗜好色とパーソナリティ特性との関係 −色のイメージと向性−   松田博子,名取和幸,破田野智美
色名呼称の傾向とJIS慣用色名の使用状況との関係   吉澤陽介
RGB加法混色による色彩構成実習の研究   光武智子,合原勝之,吉澤陽介
片頭痛をもつ在室者に好ましいダイニング・キッチンの壁面色彩   鍵本明里,奥田紫乃
遮光眼鏡装用時の色分類 ?若年者を用いた評価-   河本健一郎,川嶋英嗣,田淵昭雄,和氣典二,山本慶子,野口菜摘,末廣 樹
アニメーション顔イメージにおける化粧肌色の表現   韓 惠軫,渕田隆義
光学的手法および表面微細構造解析による江戸時代貨幣『丁銀』の色彩の検討   田口智子,大住雅之,桐野文良
フルカラー照明装置における演色性   田村繁治,平賀 隆,癘{日出夫
自然物を好ましくみせるLED照明の分光分布の検討   中島 航,須長正治,妹尾武治,大井尚行
日本とフランスにおけるPCCSトーンのイメージに対する国際比較   堀口真規,若田忠之,齋藤美穂
PCCSにおけるトーンと色相の印象構造の差異についての検討   若田忠之,齋藤美穂
襲色目による季節感の和空間への利用に関する研究   宮本雅子,中西未紅
自己イメージの表出欲求と身につける服の色の関係   三枝千尋,佐藤直紀,渡邊克巳
モバイルマッピングシステムによる大垣駅前通り景観色彩調査と分析   林 英光,松原秀樹,神田和則,市橋利裕
Webインタフェースにおけるカラーアクセシビリティの現状と課題   申 佳英
パーソナルカラータイプと似合うヘアカラーとの関係   中川登紀子

◆日本色彩学会誌 第37巻 第2号 

巻頭言
論文特集「色彩と視覚情報」にあたって   富永昌治
巻頭グラビア 旅と色彩
第13回  ロシア サンクトペテルブルグ編 「華麗なる都市芸術」   大住雅之
論文特集「色彩と視覚情報」
<色の見え>
基本色名に基づく色分類における照度の影響 ―明所視における若年者と高齢者の比較―   
河本健一郎,和氣典二,和氣洋美
  要旨:カテゴリカル色知覚に基づく基本色名はしばしば色を介在とした情報伝達に使用される.色は対象を示したり区
別する手段として有用であり,信号やサインなどの用途に広く使われる.この用途で色を利用する際,同じ表面(物体)は
様々な観察者,環境の下でも,常に同じ色に見えることが要求される.今回はこれに関連して,若年者と高齢者の色彩基本
語に基づく色分類の照度の影響を検討した.各観察者は,10, 100, 1000 lx の3段階の照度にて,マンセル色票を1枚ずつ
観察し,11色の色彩基本語(赤,桃,橙,黄,緑,青,紫,茶,白,灰,黒)に分類した.結果,照度は色の分類に影響し
,特に高齢者にその影響が大きかった.共通の分類を得た色票数は,高齢者の方が若年者よりも少なく,特に色相YR, Yで
その減少が多く見られ,低照度(10 lx)の条件,あるいは照度に関わりなく低明度の色票で減少が顕著であった.また,
観察者群,照度に関係なく,高い割合で同じ色に分類される色票が,黒,青,紫,緑の分類に見られた.
  キーワード:カテゴリカル色知覚,情報伝達,加齢,セーフカラー,カラーユニバーサルデザイン

周囲環境の明度構成が物体の明度と彩度知覚に与える影響   丸山明華,溝上陽子,矢口博久
  要旨:周囲環境の影響を受けて色知覚が変わる現象は,同時明度・色対比効果や色域拡大効果等が知られており,それ
らの研究の多くは平面の刺激について調べられている.空間においても,周囲環境の明度構成により空間の明るさ感が変化
すると物体の明度知覚が影響を受けると報告されている.しかし,周囲の明度構成が彩度知覚に与える影響,また,平面と
空間による違いについては明らかではない.本論文では,空間での周囲環境の明度が物体の明度と彩度の知覚に与える影響
を明らかにするため,無彩色で構成されたミニチュアの室内模型内での色パッチの見えを,マンセルカラーチャートとのマ
ッチングにより求めた.室内の明度構成が低・中・高の単一明度に加え,複数明度の混合条件,最高明度を変化させた条件,
さらに平面を用いた条件を比較した.その結果,室内模型内を低明度で構成したときの色パッチの見えは,バリュー,クロ
マともに高くなった.同様に平面上での色パッチの見えを調べたところ,空間に比べて周囲明度の違いによる色パッチの彩
度知覚変化は小さかった.これらの結果は,空間での周囲環境の明度構成の違いがその空間の明るさ感を変化させ,それに
基づいてパッチの明度知覚が決定されたものと考えられる.さらにその際,明度知覚が変化しても見えのxy色度は保持され
たため,結果として彩度知覚が変化したことを示唆している. 
  キーワード:明度知覚,彩度知覚,明るさ感,実空間.

2型3色覚者のカテゴリカル色知覚における色の手がかりの役割   香川由佳里,矢口博久,溝上陽子
  要旨:色覚異常者は,色弁別が困難である色にもかかわらず,多様な色名を用いている.これは,色覚異常者が周囲の
色を手がかりにして,色名を決定しているためと考えられる.本稿では,その色認識のメカニズムを明らかにするため,観
察条件と色の手がかりの条件によって,また,色覚異常の強度によって,どのようにカテゴリカル色知覚が変化するのかを
調べた.応答方法は,Free Sorting Task (FST)とCategorical Color Naming Method(CCNM)の2種類で行った.また,色
票を1枚ずつ評価する方法と全色票を見比べて評価する方法を比較した.さらに,色見本を使用し,色の手がかりによって
カテゴリカル色知覚が変化するのかを調べた.その結果,弱度の2型3色覚者は色覚正常者とほぼ似た応答をし,強度の2型3
色覚者は異なる応答をした.これより,色覚異常者と色覚正常者とのカテゴリカル色知覚における色名応答の差は,色弁別
で定義されている色覚異常の強度に依存することが示唆された.さらに,強度の2型3色覚者は,色の手がかりや複数の呈示
によってカテゴリカル色知覚がより安定し,より色覚正常者に近くなることが分かった.
  キーワード:色覚異常,2型3色覚,カテゴリカル色知覚

<質感>
ファンデーション塗布顔画像を用いたテカリ評価法   大槻理恵,引間理恵,坂巻 剛,富永昌治
  要旨:化粧品ファンデーション(FD)を塗布した顔では,肌から分泌される皮脂で化粧塗布膜が崩れることにより化粧崩
れが生じる.本論文では,化粧崩れの中でも最も認知度が高い「テカリ」を評価する方法を提案する.はじめに,6バンド
カメラによるイメージング系を示す.次に,主観評価実験を行い,一般女性がテカリと感じる顔の領域を調査する.そして,
テカリの領域の光反射特性を分光放射輝度率と6次元画像を分析し,テカリの光反射は二色性反射モデルにおける鏡面反射に
起因することを示す.さらに,カラー画像からFD塗布顔においてテカリを検出するアルゴリズムを提案する.ここでは,L*
a*b*画像の明度L*とそのラプラシアンがテカリ領域の検出に有効であることを示す.またテカリを客観的に評価するための
パラメータを定める.提案アルゴリズムの有効性を検証するために,FD塗布顔の画像を用いた実験を実施する.実験結果か
ら,検出したテカリ領域とテカリ予測値は主観評価および専門家による評価と良好に一致していることを確認した.
  キーワード:マルチバンドカメラ,二色性反射モデル,化粧顔,化粧崩れ,テカリ

主観評価に基づく金属感の定量化   矢田紀子,古川知与,眞鍋佳嗣
  要旨:近年,コンピュータグラフィックス(CG)技術が高度に発達し,様々な質感をよりリアルに再現することが可能
となってきた.しかし,CG で作成された画像に含まれたどのような特徴量が質感認識に関わるのかは、判明していない.
本研究では,質感の中でも金属感に注目し,質感知覚に関わる特徴量の推定と定量化を試みた.まず,CG ソフトを用いて
反射,拡散反射,光沢などのパラメータを様々に設定して画像を36 枚作成し,5 段階の評定尺度法を用いて金属感に対する
主観評価実験を行った.次に,評定尺度法を用いた主観評価実験の結果に対してCG パラメータと金属度の関係について検証
し,数量化理論T類を用いて予測式を求めた.さらに,一対比較法を用いた主観評価実験を行い,その結果と評定尺度法か
ら算出した定量化式との比較を行った.
  キーワード: 質感,主観評価,コンピュータグラフィックス

<分光解析>
皮膚の分光反射率を用いた角層の特性の推定   大槻理恵,丹野 修,坂巻 剛,富永昌治
  要旨:人間の肌の見えに角層の影響は無視できない.角層には水分や脂質が含まれており,これらの量や割合は同じヒ
トでも大きく変動する.本論文では,肌の分光反射率データから角層の厚さと透過率を推定する方法を提案する.まず,実
際のヒト皮膚から採取した角層サンプルを用いて散乱係数と吸収係数を算出する.次に,角層内での光の減衰を考慮して皮
膚の分光反射率のモデル式を定義し,皮膚の分光反射率から角層の厚さと透過率を推定するアルゴリズムを提案する.さら
に,実験では,推定した角層の厚さと透過率を別の手法で求めた実測値と比較し,これらの推定値の信頼性を確認する.
  キーワード:角層,皮膚,角層透過率,角層厚,ケラチン,分光反射率,Kubelka-Munk理論

<色彩画像>
空間可変解像度変換による視覚的表示効果   小寺宏曄
  要旨:人の視覚系は空間可変の解像度特性をもつ.網膜受容野におけるシーンの解像度は一定ではなく,中心窩(Fovea)
では高解像度,周辺にいくほど低解像度となる.網膜受容野から視覚野への順方向写像は,Schwartzの複素対数極座標変換
(Complex LPT: Log-Polar-Transform)でモデル化される.この視覚野像を格子座標上の離散値として記憶し,元の受容
野への逆写像(LPT-1)を行うと,視点中心で密,周辺ほど粗な空間可変の標本化が行われた可変解像度画像が再生される.
網膜から視覚野への写像・逆写像による可変解像度変換は,Foveationと呼ばれる.この変換を用いると,注目領域の画像
情報を効率的に取得でき,かつ回転不変およびスケーリング不変の幾何学的特性をもつので,監視カメラ,ロボット視覚,
コンピュータビジョン等に有効である.本論文では,離散的LPTの視点中心から動径方向へのボケをモデル化した対数リング
構造のGaussian Foveation法を提案する.提案手法を用いた視点中心に関心を集める画像表示効果について紹介する.
  キーワード:空間可変解像度,複素対数極座標変換,Gaussian foveation,視覚効果

ハイダイナミックレンジシーンにおける色信号推定   平井経太,富永昌治
  要旨:ハイダイナミックレンジ(HDR)シーンにおける色信号推定手法を提案する.センサ出力値から色信号を推定する
手法として,Wiener推定法が広く用いられてきた.Wiener推定法では,色信号データセットとノイズに関する統計パラメー
タを必要とする.これらの統計パラメータは推定精度に大きく影響することが知られており,統計パラメータの適切な決定
は非常に重要である.しかしながら,HDRシーンに対する適切なパラメータ決定方法については,これまで十分に議論され
てこなかった.そこで本稿では,HDRシーンにおけるWiener推定法に基づいた色信号推定の精度向上を目的とし,色信号デ
ータセットとノイズの統計パラメータを適切に決定する方法を提案する.適切な色信号データセットの決定においては,ま
ず,12402個の色信号を有するデータベースを用意した.このデータベースから入力画素とのxy色度が近い50個の色信号を
選択し,最適色信号データセットとして用いた.適切なノイズパラメータを決定するために,本研究ではHDR画像のノイズ
モデルを構築し,このモデルを最適ノイズパラメータの決定に応用した.本手法の有効性を検証するために,実際のHDRシ
ーンを用いた実験を行った.実験結果により,提案手法による分光推定は従来のWiener推定法に比べ,高い推定精度が得ら
れることを確認した.
  キーワード:色信号推定,ハイダイナミックレンジ画像,ノイズモデル,Wiener推定

支部報告
関西支部九州色彩ネットワーク 「研究会 in 福岡 2012および総会」の実施報告   中川 貴
東海支部講演会 加齢と色覚 −色視力も含めた−   高橋晋也
関東支部 印刷博物館 見学会+活版印刷体験 「印刷都市東京と近代日本」展と「世界のブックデザイン2011-12」展   大住雅之
研究会報告
色彩教材研究会 特別講座報告 ヘアカラーと色彩の関係を理解するための講座 
        〜プロカラーとパブリックカラーの考え方の違い〜   福瑠璃子
環境色彩研究会 第3回イブニングレポート報告   功力 樹
視覚情報基礎研究会 第14回研究発表会 開催報告   堀内隆彦
測色研究会報告 2012年度 研究発表会 報告   大住雅之
パーソナルカラー研究会 パーソナルカラーコーディネーターのためのヘアカラー講座   藤田秀子,木下ヨーコ
くらしの色彩研究会活動報告   林 英光
CRA抄録
Color Research and Application掲載論文抄録   CRA委員会
理事会議事録
論文投稿の手引き
論文執筆要領
論文査読の手引き
論文投稿票
編集後記     名取和幸

◆日本色彩学会誌 第37巻 第1号 

巻頭言
AIC2015に向けて,日本色彩学会の蓄積を発信していこう −会員のみならず賛助会員と手を携えて−   嶋崎裕志
巻頭グラビア 旅と色彩
第12回  イギリス ニューカッスル編 「アーチのある街」  大住雅之
論文
PCCSトーンを用いた色と香りにおける調和関係の検討   若田忠之,齋藤美穂
  要旨:本研究では香りに対する色の調和関係についてPCCSトーンを用いた検討を行った.実験は以下の2つの手続きを
用いた.実験1として香り刺激(120種類)のSD法を用いた印象評価を行った.実験2として,香りに対する調和色,不調和色
(色刺激:11トーンと無彩色)の選択,および色刺激のSD法を用いた印象評価を行った.香りと色のSD法評定値に対してクラ
スター分析を行った結果,香りと色の分類として7つのクラスターが得られた.色と香りに共通する印象軸を抽出するためS
D法評定値に対して因子分析を行った結果,CLEAR,MILD,FEMININEの3因子が示された.香りに対する調和色,不調和
色の傾向としては,CLEAR軸上において正の方向の香りはvivid,brightトーンなどの明清色が調和し,負の方向の香りはd
ull,darkトーンなどの中間色,暗清色が調和する傾向が見られた.これらの結果から色と香りの調和関係を検討するにあた
りPCCSトーンが有効であることが示唆された.
  キーワード: 香り,PCCSトーン,調和

色光が手掌冷水刺激における生理的・心理的反応に与える影響	 郭 洋,齋藤美穂,男座慶一,時澤 健,永島 計
  要旨:本研究は色光が手掌冷水刺激における生理的・心理的反応に与える影響を検討した.実験は,20代女子大学生10
人を被験者として,白,青,赤それぞれの色光環境で被験者の左手掌を15℃の水に3分間つけさせて冷水刺激を与えた.実
験中は被験者の皮膚温,皮膚血流,血圧,心拍などの生理的指標を継続的に計測した.また,3色の色光に対する印象,実
験時の気分,温度感覚,寒冷による不快感および体温回復の主観的な感覚などの心理的指標をSD法およびPOMSにより計測
した.
生理的指標の測定結果から,青の色光環境において,冷水刺激により低下した皮膚温の回復がより速く,冷却側の皮膚血管
の収縮が軽減され,皮膚血流量の回復が早いことが明らかとなった.心理的指標の測定結果から,3色の色光の軽快感や寒暖
感における印象に差が見られた.また,色光により,実験中の気分および温度感覚が異なることが示された.具体的には,
冷たい色と評価された青は寒冷による不快感を増強し,心理的覚醒を喚起する一方,暖かい色と評価された赤は寒冷による心
理的不快感を軽減した.本研究で青の色光に特徴として見られた心理的覚醒は,皮膚交感神経活動の低下に関連すると考える.
本研究の結果は色光は認知過程を通して,気分と温度感覚を変化させ,自律性体温調節反応にも影響を及ぼすことを示唆した.
  キーワード:色光,皮膚温,皮膚血流,気分,温度感覚

建築彩色における密教請来後の宝相華	 北嶋秀子
  要旨:「宝相華」は奈良時代に仏教美術とともに中国から日本にもたらされた装飾文様である.筆者は昨年度「『宝相
華』に関する研究」で,法隆寺金堂から始まる日本の建築彩色において薬師寺東塔で暈繝彩色の宝相華が完成したことを示
した.
本稿はそれに続き,主に密教請来後の醍醐寺五重塔における宝相華を検証したものである.
曖昧であった宝相華の定義を確定し,宝相華は密教請来後に大きく変容したことを示した.密教請来後の宝相華は密教法具
をモチーフとして取り込み,新しい形態の宝相華を創り出した.宝相華も密教法具もその中央に蓮華文を配する.蓮華文が
光明を象徴することにより,宝相華と密教法具はその法威を獲得した.密教請来後の宝相華を語るとき,その出発点と考え
られるのが,醍醐寺五重塔の文様彩色である.
密教請来後の宝相華は,奈良時代の宝相華とは大きく変容する. 醍醐寺五重塔の宝相華の特徴は,赤系統と青系統,赤系統
と緑系統を組合せた暈繝彩色であった.この強烈な色相対比は,色彩の面から人々に密教への帰依を促す効果が期待されたも
のである.したがって,密教が宝相華に与えた影響は大きい.
  キーワード:宝相華,建築彩色,醍醐寺塔,密教法具

研究速報
カラーバリエーションが若年女性における衣服選択の意思決定プロセスに及ぼす影響	佐藤典子,徳永弘子,木村 敦
  要旨:本研究は,衣料品のカラーバリエーションが商品選択における消費者の意思決定プロセスに及ぼす影響を実験的
に検討した.実験では,同型異色のセーターの中から自分が購入したいと感じる商品を1つ選択する課題を実施した.この
課題において,選択肢となるカラーバリエーション数を3色,9色,19色の3条件設定した.この課題後に意思決定プロ
セスや満足度に関する質問紙を実施した.実験参加者は若年女性54名であり,ランダムに3条件に割り振られた.実験の
結果,選択服の所持服への調和度は条件間で差がなかったにも関わらず,9色および19色条件は3色条件よりも商品満足
度が有意に高いことが示された.これらのことから,多数の選択肢の中から選択するという選択プロセスが満足度に寄与し
た可能性がある.また,意思決定プロセスに関連して,19色条件では3色条件よりも直観的に商品選択が行われたことが
示された.これらの結果から,カラーバリエーションが衣料品選択における消費者の意思決定プロセスや商品満足度に影響
することが示唆される.
  キーワード:カラーバリエーション,消費者行動,ファッション色彩,意思決定

シリーズ:著者が書く“論文活用マニュアル”〈第8回〉
「色彩の矛盾をひも解く」第4回 ファームゲート収縮とヘルムホルツ-コールラウシュ効果(後編)   酒井英樹
色の錯視いろいろ(8)
色の錯視の色の錯視   北岡明佳
翻訳(8)
M. E. シュヴルール著 色彩の同時対比の法則とその応用   小林光夫
秋の特別シンポジウム報告 
「美しい日本の明日を創る」   原田昌幸
支部報告
関西支部 九州色彩ネットワークイベント 「観せることで魅せられる色彩の世界 −九州2012−」実施報告   中川 貴
東海支部 平成24 年度第2 回研究会 「デザインの実践における色彩感覚」   石原久代
研究会報告
色彩教材研究会 特別講座報告 1.「マンセル表色系等明度面3面の制作講座〜特注色紙175色によるA2判パネル〜」
               2.「塗装色票284色を用いた表色系・三種の色相環と補色等色相面の制作講座」   木原史登
視覚情報基礎研究会 第13回研究発表会開催報告   堀内隆彦
環境色彩研究会 第2回イブニングレポート報告   功力 樹
環境色彩研究会 2012年度見学会報告   網村眞弓
パーソナルカラー研究会 LED照明勉強会報告   永田泰弘
色覚研究会 平成24年度第1回研究発表会開催報告   坂本 隆
CRA抄録 
Color Research and Application掲載論文抄録  CRA委員会
理事会議事録
編集後記     名取和幸


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