美しい日本の色彩環境を創る研究会 第2回研究会報告

  • 美しい日本の色彩環境を創る研究会
  • 2020年08月01日

美しい日本の色彩環境を創る研究会  第2回研究会報告 

日時:8月1日[土](13:00〜14:00) 報告:三木学氏

参加者数:11名(三木、林、渡邉、大倉、川澄、下川、ながなわ、山本、若井、篠田、羽成)

建築、美術、デザイン、色彩に関する著書多数、アプリケーション開発、U社、S社のアパレル製品やIT機器のデザインほか、多方面にわたってご活躍の三木さんに、最近のお仕事の内容を中心にプレゼンテーションしていただきました。三木さんのお仕事の幅広さが象徴されるかのように、色彩が中心でありながらも、比較文化論的考察、色彩理論と音楽理論との関係、美しさの評価には色彩だけでなく質感の認知も非常に重要であること、等々の話題が展開されました。また、参加者との意見交換も交えつつ、美しい色彩環境の実現には、悪い事例だけを批判するだけでは不十分であること、よいサンプルを集めてそれらを評価し共感できる要因を明らかにすること、行政への働きかけ等によって、美しい色彩環境に向けてのムーブメントにつながるとよいこと等が提案されました。
(研究会終了後に、本年度研究会大会に関するミーティングを行いました。プレゼンター候補の絞り込み等について検討しました。)