「色彩学チュートリアル」(第3回)都市景観の色彩について考える-店舗ファサードのデザイン変更事例から-
- 2025年12月25日
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「色彩学チュートリアル」(第3回) 都市景観の色彩について考える-店舗ファサードのデザイン変更事例から-
—————————————————————————————————————————–日本色彩学会 教育普及委員会が主催する「色彩学チュートリアル」は、毎回異なる分野の専門家をお招きし、普段はなかなか聞くチャンスのない講義内容を通じて、貴重な学びの場を提供するものとなっております。
第3回となる今回は、都市の街並みの美しさに影響する店舗ファサードのデザインについて考えます。
全国に展開されているコンビニエンスストアやカフェを始め、大型チェーン店にはそれぞれ独自のファサードデザインとコーポレートカラーがありますが、街並みとの調和をはかるため、各自治体が制定している景観形成基準に配慮したデザイン変更を行うことがあります。本チュートリアルでは、京都、大阪、東京、金沢、岡山、名古屋など、実際に各地におもむき収集された特徴的なチェーン店のデザイン変更手法の実例を紹介します。変更手法にも様々な種類があること、変更によってそのチェーン店らしさやデザインの魅力が失われてしまう可能性などについて考えていきます。
一緒に都市景観の色彩について考えましょう。皆様のご参加をお待ちしています。
●お申し込みは、こちらのフォームからご登録ください。
[お申し込み締め切り:2月2日(月)]
https://forms.gle/3FubSToU9NPZqxEe8
●開催日時:2026年2月7日(土)10:30~12:00
Zoomによるオンライン開催
●講演者:寺嶋利治先生(愛知産業大学造形学部建築学科准教授、一級建築士事務所 合同会社ZSA パートナー)
●講演者略歴:
2009年 名古屋市立大学 芸術工学部 都市環境デザイン学科 卒業
2011年 名古屋市立大学大学院芸術工学研究科 建築都市領域 博士前期課程修了
修士:芸術工学
2011~2016年 一級建築士事務所 株式会社アトリエ・天工人勤務
住宅、コーポラティブハウス、リゾートホテル、公民館、復興公営住宅などを設計
2016~2023年 名古屋市立大学大学院芸術工学研究科 助教
2022年~ 一級建築士事務所合同会社ZSA共同主宰
住宅、飲食店、商店街活動拠点施設、宿泊施設、子育て支援施設、障害児福祉施設、動物病院などを設計
2024年~ 愛知産業大学造形学部建築学科 准教授
建築計画、インテリア論の講義や設計演習などを担当
2024年~ 愛知県大規模小売店舗立地審議会 委員
●講義内容
日本の景観政策は、2004年の景観法の制定を機に大きく変化し、景観が法的に保全・形成すべき公共財産として位置付けられました。各自治体が景観計画を策定し、建築物の高さや色彩・デザインを規制・誘導することで、地域の特性を反映した景観マネジメントを主導的に行なっています。一方で、多くの商業チェーン店では独自の標準的なファサードデザインやコーポレートカラーを持っています。そのため、店舗事業者は、景観形成という公共の福祉と自社のアイデンティティとの両立という課題に対峙しています。本講座では、各地区の景観計画の共通点や違い、特徴的なチェーン店のデザイン変更手法、デザイン変更手法の効果について紹介します。
●参加費:非会員(一般) 3,600円 / 色彩学会会員、賛助会員 1,800円
非会員(学生) 2,000円 / 色彩学会学生会員 1,000円
※ご欠席の場合も、参加費のご返金はできかねます。
●お支払い方法
Paypal / 銀行振り込み(三井住友銀行・三菱UFJ銀行)
※銀行振り込みの場合、支払い手数料については参加者負担となります。
※Paypal支払い、振込先の詳細はお申し込みフォームにてご確認ください。
※非会員の方は、参加お申し込み期限までに「本学会への入会」をお申し込みいただいた場合、会員価格でご参加いただけます。この機会に、ぜひ入会をご検討ください。
●お申し込みは、こちらのフォームからご登録ください。
[お申し込み締め切り:2月2日(月)]
https://forms.gle/3FubSToU9NPZqxEe8
●日本色彩学会へのご入会はこちらから
https://color-science.jp/membersfee/
入会に関するお問い合わせ先は学会事務局まで
(Tel. 03- 5913-7079、E-mail: office@color-science.jp)
以上