公開シンポジウム2006年12月16日(土)「色で結ぶ美術と科学」

  • 2006年11月30日

主催:日本色彩学会関東支部,国立新美術館
日時:2006年12月16日(土) 13:30-17:00 (受付開始:13:00)
会場:国立新美術館 講堂
〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2
アクセス→ http://www.nact.jp/information/index.html
参加費:無料
定員:先着順100名

画家は作品を制作するとき,何を考えたのでしょうか.
たとえば,色彩については? その結果生まれた作品には, どんな色がどのように使われたのでしょうか.
画家と鑑賞者は, 生きている時代も話す言葉も違うのが普通です. でも, 両者の間には「色彩」という共通の言葉があります.
このシンポジウムではまず,色彩を通して絵画を読み解くためのアプローチの方法を紹介し,絵画芸術への視野を広げることを試みます.ついで, 美術にとって科学技術はどう役立つのか, 役立てるにはどうすれば良いのかなど, 美術と科学を結ぶ新しい視点について考えてみます.
本シンポジウム会場の国立新美術館(2007年1月21日開館)は,来る第38回全国大会の会場ともなっています.全国大会よりも,美術館の開館よりも前に,素敵な新美術館の施設を利用できるまたとない機会です.多くの皆様の参加を期待しています.
(関東支部長 小林光夫, コーディネータ 室屋泰三)

◇プログラム◇
13:30 開会
13:35 基調講演(90分)
(a)「色彩画家の彩色技法」    北畠耀(文化女子大学名誉教授)
(b)「科学の眼で観る絵画の色彩」 小林光夫(電気通信大学名誉教授)
15:05 休憩(15分)
15:20 パネルディスカッション(90分)
「美術と色彩と科学と」
パネリスト:長谷川隆行(凸版印刷)
室屋泰三(国立新美術館)
浅野智子(国立新美術館)他
司会:鈴木卓治(国立歴史民俗博物館)
美術と科学に色彩を通じて関わりのある第一線の研究者をお招きして
各小講演をいただいた後、会場を交えてディスカッションを行います。
16:50 閉会
なお,本シンポジウム終了後、忘年懇親会を予定しております。

◆申込締切:2006年12月12日(火)必着
◆申込先:日本色彩学会関東支部事務局
Fax 03-3565-7717
E-mail ren-net@vega.ocn.ne.jp
〒161-0033 東京都新宿区下落合 3-17-42
◆申込方法:氏名・連絡先をご記入の上、Fax/Email/郵便
のいずれかにて上記申込先までお送りください。
懇親会(事前申込みのみ受付け)に参加される方はその旨
記載してください。会費は4,000円程度、当日支払い。

本シンポジウムは一般公開ですが、会員以外の方は申込方法・締切等が異なりますので、下記をご覧下さい:
http://www.nact.jp/topics/2006/sympo1216.html