「新編 色彩科学ハンドブック」解説講座のご案内

  • 2023年02月03日

「新編 色彩科学ハンドブック」解説講座のご案内です。

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第7回『色彩科学ハンドブック』解説講座 第9章 2.4 色知覚の現象論的特徴
講師 栗木一郎先生(埼玉大学:当該原稿著者)
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◎開催日時
2023年3月18日(土) 13:00~15:15 ※申し込み締め切り:3月10日(金) 
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◎内容
1.明度・色の恒常性
2.色の見えのモード
3.色の見えの空間相互作用:同化・対比
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今回はタイトル通り色の見え方でも心理的な側面に焦点を当てます。
1例としてチェッカーシャドウという白黒の格子模様の床に、円筒の影を重ねることで同じ明るさの灰色が心理的に全く異なる色に感じる現象は皆さんも目にしたことがあるかと思います。
チェッカーシャドウの例  http://persci.mit.edu/gallery/checkershadow

参加費:
会員・賛助会員・学生  3,000円
非会員 6,000円

※賛助会員組織に所属する方は人数制限なく会員価格となります。申込みフォームで「賛助会員」を選択いただき、所属組織名を漏れなく記入ください。

※非会員の学生は、申し込みフォームで「学生:を選択いただき、学部学科名と大学で使用しているメールアドレスを漏れなく記入してください。

※『色彩科学ハンドブック』該当ページ等の資料代込み

※欠席の場合には参加費のご返金はできません。
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◎支払い方法
Paypal/銀行振り込み(三井住友銀行・三菱UFJ銀行)

※銀行振り込みの場合、支払い手数料については参加者負担となります。
※paypal支払い、振込先の詳細は申し込みフォームにてご確認ください。
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申し込みURL
https://forms.gle/Axm8SCzCDFxtWDpn8

本解説講座について

「新編 色彩科学ハンドブック」は約1700頁に及ぶ色彩科学の総合手引書であり、日本色彩学会60周年記念出版として、2011年に東京大学出版会から刊行されました。光学から、心理学・生理学、化学、工学、芸術までにわたる学際的な情報が詰め込まれた濃密な内容となっており、それゆえ、1つのトピックに多くのページが割けない都合もありました。

“数式を使用した箇所などは説明が難しい”“視覚的な「色」の情報がもっと欲しい”“刊行後に更新されている最新の情報が欲しい”といった要望も聞かれます。

「新編 色彩科学ハンドブック」は個人単位での入手が難しい書籍であるとは思います。そこで、受講特典として、当該箇所に関連する色彩科学ハンドブックのページを資料として配布します。是非、この機会に講座を受講して、「新編 色彩科学ハンドブック」に触れて頂けると幸いです。

そこで、日本色彩学会 教育普及委員会では、「新編 色彩科学ハンドブック」についてより詳細な内容をお伝えすべく、これまで6回の解説講座(オンライン)を開催しており、毎回好評を博しております。

第1回:第7章(色彩調和論
第2回:第19章(カラー画像の情報処理
第3回:第9章_2.7(色彩嗜好
第4回:第9章_2.8(色の記憶
第5回:第23章(肌の色 第6回:第23章(照明と肌色