(一社)日本色彩学会
『ICD(International Colour Day)2023』
〜第5回インターナショナル・カラー・ディ〜 開催のご案内

 本年も「インターナショナル・カラー・デイ(ICD)」を開催いたします.ICDとはAIC(国際色彩学会)が提唱する色彩記念日で,昼と夜(光と闇)が拮抗する3月21日と定められ,毎年AIC加盟各国で様々なイベントが開催されています.日本色彩学会は「春分の日」の開催としており,本年は2023年3月21日(火;祝)にオンラインにて開催いたします.日本色彩学会員の方はもちろん,色に関心のある幅広い方々の参加申込をお待ちしております.


【開催日時】2023年(令和5年) 3月21日(火・祝)13時〜15時半 ※オンライン開催
【参加費】色彩学会会員: 2,000円,非会員: 2,500円.
【申込フォーム】※受付終了
※MIC2022応募時にICD2023参加希望をされた方々には別途開催前にご連絡いたします(申込フォームへの入力は必要ございません).
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【開催内容】※敬称略
■第5回ICD開催の挨拶           日本色彩学会会長 篠田博之(立命館大学)
■ICDの趣旨説明と各国の取り組み     日本色彩学会理事 片山一郎(近畿大学)
■2022年『MIC(Most Impressive Color)2022』授賞式

■第5回ICD特別企画:『平和と色彩』
講演T『平和を表す色と「緑」の心理的意味』
名取 和幸(一般財団法人日本色彩研究所 常務理事)
さまざまな商品や環境のカラーデザインに関する調査実験,設計・コンサルを行い,その知覚品質を高める業務を行う.専門は色彩心理学(色彩嗜好,色のユニバーサルデザイン,色と絵本).日本色彩学会,日本建築学会,日本心理学会,日本行動計量学会他会員.女子美術大学,東洋大学,沖縄県立芸術大学非常勤講師.共著に『要点で学ぶ色と形の法則150』,『色の百科事典』,『光村図書 中学・高校美術教科書』他執筆.

講演U『世界をつなぐ壁画と色の持つ力 〜ポジティブなメッセージを描く色や配色の選定〜』
ミヤザキ ケンスケ(Total Painter)
1978年佐賀市生まれ.筑波大学修士課程芸術研究科を修了後,ロンドンへ渡りアート制作を開始.Super Happyをテーマに,見た瞬間に幸せになれる作品制作をしている.現在世界中で壁画を残す活動「 Over the Wall 」を主宰し,2015年ケニアのスラム街,2016年東ティモールの国立病院,2017年ウクライナでのUNHCRとの共同制作,2018年エクアドルの女性刑務所,2019年ハイチでの国境なき医師団との共同制作,2022年パキスタンの病院の壁に300人で制作するなど,現地の人々と一緒に壁画を残す活動をしている.

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