学会について

会長挨拶

 本会は1948年設立の「日本色彩科学協会」を前身とし、その後1970年に「日本色彩学会」と改称し、2015年4月1日に一般社団法人になりました。前身から数えると70年以上の長い歴史を有する学会です。
本会の目的は、色彩学およびその応用についての研究発表、知識の交換、会員相互および内外の関連学会との連携協力等を行うことにより、色彩学の進歩普及を図り、もってわが国の学術発展に寄与することとしています。そもそも色彩は、物理、化学、工学、情報学、芸術、教育学、心理学、言語学、歴史学など理数系から人文社会系にいたる広い学術分野に関連し、その応用はファッション、印刷、化粧、塗料、照明、建築、マーケティングなど、幅広い領域にわたります。そのため日本の学術団体においては稀に見る、会員構成のきわめて多彩な学会と言えます。
本会は、国際色彩学会(Association Internationale de la Couleur:略称AIC)の創設時メンバーとして、色彩学に関する研究成果の国際発信を積極的に進めてきました。これまで1997年の第8回京都大会に続き、2015年には東京で中間大会を開催し大きな成果を挙げました。また近年では「インターナショナル・カラー・デイ(ICD)」を通した色彩学の普及啓発活動にも力を入れております。
会員の皆様におかれましては、学会活動を今後ますます発展させていくため、一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。また、会員以外の方におかれましては、色彩に関わるご関心を多くの人と共有し、考察を深める場として、是非とも入会をご検討ください。
日本色彩学会は、学際的(Interdisciplinary)な「色彩」を共通項に多彩な「人財(材ではなく財)」が集う場、そして多様性と包摂(Diversity & Inclusion)を体現する学会です。大学や企業の研究者や学生のみならず、色彩を愛するすべての方々を歓迎いたします。

一般社団法人日本色彩学会
会長 堀内隆彦

令和6年度理事・役員

会長         堀内 隆彦(千葉大学大学院)
副会長        羽成 隆司(椙山女学園大学)
副会長        岡嶋 克典(横浜国立大学)
総務担当       片山 一郎(近畿大学)
総務担当       土居 元紀(大阪電気通信大学)
財務担当       日髙 杏子(芝浦工業大学)
財務担当       冨田 圭子(近畿大学)
編集担当       川澄 未来子(名城大学)
編集担当       坂本 隆(産業技術総合研究所)
広報担当       若田 忠之(湘南工科大学)
MIC・ICD担当    高田 瑠美子(Color Designer)
教育普及担当     桜井 輝子(東京カラーズ株式会社)
将来構想担当     渡邉 千穂(豊田合成株式会社)

監事
髙橋 晋也(東海学園大学)
酒井 英樹(大阪公立大学)

支部長
関東支部長 井澤 尚子(東京家政学院大学)
関西支部長 須長 正治(九州大学)
東海支部長 鈴木 敬明(静岡県工業技術研究所)

組織図:[PDF]

委員会名簿:[PDF]

規程類
日本色彩学会規程集のページはこちら.