本年度第2回の研究会は，お二人の先生を講師に迎え，下記の通り実施致します．

【講演1】　 山岸未沙子　氏
(独) 国立長寿医療研究センター
(認知症先進医療開発センター 脳機能画像診断開発部　脳機能診断研究室)
［演　題］　「高齢者のための照明条件に関する色温度の影響」
［内　容］　高齢者のための照明計画には，加齢による視覚特性の変化への配慮が
必要であるといわれています．そこで，光の色を表す色温度に着目して，
高齢者のための良好な照明条件について検討してきました．ここでは，白
色LED照明を用いて行った感性評価や作業性に関する研究をご紹介します．

【講演2】　鷲津かの子　氏
名古屋学芸大学(メディア造形学部ファッション造形学科)
［演　題］　「布地における汚れの目立ち感に関与する色彩要因の検討」
［内　容］　汚れによる視覚的な変化は、繊維製品の廃棄と密接に関わっていると
いえます．また，近年の科学技術の発達により，見た目に変化が生じて
も，性能の低下はみられない素材も数多く存在します．このような背景
から，汚れの目立ち感や廃棄判断に関わる色彩要因について検討した研
究事例をご紹介します．

【日　時】　平成25年10月5日（土）　15：00～17：00

【会　場】　椙山女学園大学（星ヶ丘キャンパス）　文化情報学部棟（5階）503室
（名古屋市千種区星が丘元町17番3号，http://www.sugiyama-u.ac.jp/sougou/access.html）

【アクセス】　地下鉄東山線「星ヶ丘」駅 6番出口より徒歩5～10分

【参加費】　無料

【申し込み】
ご参加をご希望される方は9月27日（金）までに，お名前、ご所属を添え，下記支部
事務局へお申し込みください．可能であれば，E-mailでお願いいたします．

日本色彩学会東海支部事務局
〒464-0083名古屋市千種区北千種2-1-10 名古屋市立大学大学院芸術工学研究科・原田昌幸
tel&fax. 052-721-3285, E-mail harada@sda.nagoya-cu.ac.jp