2023年10月21日開催「2023年度 研究会」のご案内

  • 2023年09月11日

東海支部では、下記の通り研究会を行います。
参加を希望される方は、下記フォームからご登録ください。登録頂いた方に、数日前に Zoom へのアクセスリンクをお送り致します。

参加申込はコチラ: https://forms.gle/c7rFbwkMaAWGZKy18

◾️ 日本色彩学会東海支部令和5年度研究会
[日時]  2023年10月21日(土)10:30 – 12:00
[会場]  オンライン開催 (Zoom)
[参加費] 無料
[講演者] 本間洋充 教授(東海学園大学心理学部)
[タイトル] 青色は犯罪を抑制したのか?-ヒトの感情や行動に対する色彩効果研究の未来-
[概要]
色彩がヒトの感情や行動に及ぼす影響については、これまでに、気分や生理状態の変化、アスリートのパフォーマンス向上から街灯色による防犯効果まで、さまざまな切り口で多くの研究が行われてきました。結果については肯定的なものも否定的なものもあり、単純に「赤は興奮効果、青は沈静効果」と割り切れるものでもないように思われます。演者は愛知県警の科捜研で、長年にわたり生理心理学的手法を用いた容疑者の心理鑑定(ポリグラフ検査)を行ってきましたが、その過程で検査室の色彩的な環境要因が被検査者の生理反応に及ぼす影響について興味を持ち、いくつかの実験を行いました。今回は、これらの結果を紹介するとともに、これまでの数多の研究の成果や問題点を整理しなお し、この分野の研究の来し方行く末について考えてみたいと思います。