日本色彩学会関東支部 2025年度シンポジウム「江戸の色を素敵に探る」
- 2025年04月02日
日本色彩学会関東支部 2025年度シンポジウム
「江戸の色を素敵に探る」
現在放映されている大河ドラマの影響で,江戸の中期,戦のない時代が注目を集めています.江戸時代には,その時代独特の「通」「粋」「野暮」などの美意識も生まれ,市井に住む人々の文化が花開きました.浮世絵に見る宣伝効果は今でいう流行の発信源ともなり,情報が謳歌した時代であったともいえるでしょう.
本シンポジウムでは,「江戸の色」を色名・錦絵・服飾から多角的に捉えることで,現代にも劣らない江戸の色彩世界へみなさんを誘います.ぜひご参加ください.
(一社)日本色彩学会 関東支部
◆開催日時・会場
日 時:2025年4月12日(土)14:00-17:00
開催方式:ハイブリッド開催(現地会場,およびオンライン(Zoom配信))
会 場:東京家政学院大学 1号館3F 1303教室
〒102-8341 東京都千代田区三番町22番地
アクセス:市ケ谷駅(JR 中央線・総武線,東京メトロ有楽町線,東京メトロ南北線,
都営地下鉄新宿線)下車,徒歩約8分(地下鉄A3番出口)
半蔵門駅(東京メトロ半蔵門線)下車,徒歩約8分(5番出口)
九段下駅(東京メトロ東西線,都営地下鉄新宿線)下車,徒歩約12分
(2番出口)
https://www.kasei-gakuin.ac.jp/access/
◆プログラム
14:00-14:05 開会挨拶
14:05-14:35「江戸文化と色名」
橋本実千代 氏(㈱日本教育クリエイト)
14:35-15:25「錦絵に用いられた色材とその変遷について」
大和あすか 氏(国文学研究資料館 特任助教)
15:25-15:35 休憩
15:35-16:25「「いき」な小袖 −京風から江戸風へ−」
河上繁樹 氏(大阪学院大学 教授)
16:25-16:55 総合討論
16:55-17:00 閉会挨拶 ※プログラムと時間は変更する可能性があります.
◆交流会 17:30からシンポジウム会場近くで交流会(自由参加,参加費は別途徴収)を開催します.ご都合のよい方は是非ご参加ください.
◆講演概要と講師プロフィール
1.江戸文化と色名
二大二大悪所といわれた歌舞伎,遊郭を中心に,上方文化と江戸文化,武家文化と町人文化,野暮といきなどの文化や美意識が複層的に出現した江戸時代.染物を中心とした伝統的な色名やその美学を江戸の人々の生活や価値観とともに紹介し,参考文献として『日本色彩大鑑 第五巻 江戸の色』などを持参する.江戸の色彩の魅力を考察し,歴史的色彩が持つ文化の奥深さを共有したい.

橋本実千代(はしもとみちよ)氏
婦人服地のテキスタイル卸売会社,店舗ディスプレイ業務を経て,1998年より(株)日本教育クリエイト クリエ・スクールにて企業・自治体・大学・社会人向けに色彩講座を行う.新聞,雑誌への寄稿,テレビ,ラジオなどにも出演.江戸の色彩については共著の『色で巡る日本と世界』『世界のふしぎな色の名前』,監修の『366日 日本の美しい色』『理想の色に巡り会える日本の伝統色』などで触れている.跡見学園女子大学兼任講師,共立女子短期大学非常勤講師,色彩検定協会認定講師
2.錦絵に用いられた色材とその変遷について
浮世絵版画に用いられた色材は,錦絵が誕生した明和2年から,文明開化期に登場した「赤絵」と称される極彩色の錦絵に至るまでの間に,大きな変化を遂げている.本発表では,近年行われた科学調査の成果をもとに,各時期の錦絵に使用された具体的な色材の種類とその変遷について紹介する.

大和あすか(やまとあすか)氏
専門は文化財科学で,特に浮世絵版画の技法・材料に関する研究を行う.制作年代が明らかな資料を用い,色材の変遷を時系列で整理.技法的側面や出版統制令による規制,流通の影響など,多角的な視点からその変化の要因を検証することを研究テーマとしている.
3.「いき」な小袖 −京風から江戸風へ−
江戸時代には小袖が衣服の中心になり,さまざまな染織技法が発展した.染織の中心地は京都であり,17世紀後半には友禅染がはじまった.多彩な友禅染は京都の「はんなり」という美を代表するものとなったが,流行も移りかわり,18世紀後半には京よりも江戸が流行をリードするようになった.江戸っ子の美意識「いき」を背景に小袖の様相も変化した.京風から江戸風へ移りかわる小袖について色彩や模様がどのように変化したのかを考察する.

河上繁樹(かわかみしげき)氏
大阪生まれ.大阪学院大学国際学部教授,関西学院大学名誉教授.文化庁にて文化財の保護業務に就き,その後京都国立博物館で染織品の展示・保存にたずさわる.その経験をもとに母校関西学院大学にて教鞭をとる.専門分野は,日本の前近代および日本に影響を及ぼした中国の染織品の歴史,また桃山から江戸時代の小袖の復元的研究もおこなう.近著に『装いの美術史 織りと染めが彩なす服飾美』(2023年)がある.
◆参加費
3,000円(非会員一般),1,000円(非会員学生),
1,000円(正会員,名誉会員,賛助会員),500円(学生会員)
非会員の方は,参加申込み期限までに本学会への入会を申し込まれますと会員価格でご参加いただけます.この機会にぜひ入会をご検討ください.
日本色彩学会へのご入会はこちらから ☞ https://color-science.jp/membersfee/
入会に関するお問い合わせ先は学会事務局まで
(Tel. 03- 5913-7079,E-mail: office@color-science.jp)
◆申込方法
以下の方法にて ①参加費支払い,②参加登録の2つを必ず行ってください.
①参加費支払い
4/8(火)までにお支払いください.
・クレジットカード(PayPal)でのお支払い
下記の URL から支払いサイトへアクセスできます.
https://color-science.jp/formmail/250412kantobranch.html
・ゆうちょ銀行へのお支払い
銀行備え付けの振込取扱票をご利用ください.
口座番号:00170-5-791517 加入者名:(一社)日本色彩学会全国大会
シンポジウム申し込みを確認するため,送金者名義に「シンポ□氏名(カタカナ)」と必ず入力ください.
※□はスペースです.
振込手数料は各自にてご負担ください.原則として,送金後の取り消し等による返金には応じかねます.
②参加登録
4/8(火)までに,次のフォームによる参加登録が必要です.
参加登録された方には,別途,参加方法をお知らせいたします.
https://forms.gle/5ZbLB6qKH1aH1HKZ8 ← 登録用フォームの URL
◆定員:希望者が以下の人数に達し次第受付終了とします.
現地:80名 これを越えた場合,定員に余裕があればオンラインでご参加頂けます.
オンライン(Zoom利用):100名
※オンライン参加希望者には,4月10日(木)にZoomの参加情報をお知らせします.
問い合わせ先:
支払: office@color-science.jp 03-5913-7079(学会事務局)
参加: kanto@color-science.jp FAX:048-794-3901(関東支部事務局)