戦禍を逃れた土蔵

色風景の詳しい説明

戦前の名古屋を知る東京の建築家から、駅を降りると延々と瓦屋根と白壁の街並みが続いていたと聞いた。そして戦争での爆撃から根立たなくするため、全国の田舎まで、白壁を黒く塗る通達が出て従った。その一つである。それにしてもこの風格は今の建築には見られないのは何故。

"美しい"と感じる理由や思い出

伝統文化は非の打ち所がない、究極の姿である。このレベルが行き渡っていた江戸期までは、自然と人工物と人の姿が調和し全てが美しく、今とは大違いであったようだ。260年の国際平和を破ってから百数十年、戦争とは物ばかりでなく、人の心まで破れることである。それを感性から取り戻そう。

色風景に出会える時期

いつでも

色風景に出会える場所

愛知県
名古屋市熱田区玉井町

居住経験

 

主要な色彩

白, 黒, グレー

推薦者

林 英光

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