東京・大田区・池上本門寺大堂

色風景の詳しい説明

日蓮宗の長栄山大国院本門寺の創建は弘安5 年(1282) で、病身の日蓮上人が生涯最後の20 数日間を過ごした地です。 池上氏の館の背後の山上に建立された一宇を日蓮が開堂供養し、長栄山本門寺と命名したのが池上本門寺の起源と言われています。 日蓮が没すると、池上宗仲は法華経の字数(69,384)に合わせて六万九千三百八十四坪を寺領として寄進して寺院の基礎が築かれ、以来「池上本門寺」と呼びならわされています。大堂は「祖師」日蓮を祀ることから「祖師堂」ともいわれます。 旧大堂は、本門寺14世日詔の時代の1606年(慶長11年)加藤清正が母の七回忌追善供養のため建立したものでした。

"美しい"と感じる理由や思い出

本瓦で葺いた屋根が、壮大で端正な大堂の建築美に惹かれています。上京したころ、近くに親戚があり、よく訪れていた堂宇です。

色風景に出会える時期

いつでも

色風景に出会える場所

東京都
東京都大田区池上一丁目1-1

居住経験

なし

主要な色彩

白(暗い灰色(本瓦)、弁柄色)

推薦者

永田泰弘

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