(一社)日本色彩学会 2025年度(第8回)
『MIC(Most Impressive Color)2025』
〜2025年を彩った色〜

 第8回の2025年度も, 『MIC(Most Impressive Color)2025』〜2025年を彩った色〜として,一年間を色彩という目線から振り返り,その年のイメージを共有するべく,2025年を代表する色を募集いたしました.日本色彩学会にて厳正に選考した結果,下記の色を『MIC 2025』〜2025 年を彩った色〜として決定させていただきました.


「赤・青」

 今回,初めて2色の組み合わせとして,「赤・青」に決定をさせていただきました.2025年4月13日から10月13日まで開催されました「EXPO2025 大阪・関西万博」の公式キャラクターの「ミャクミャク」,「ミャクミャク」は時間が経過する毎に親しみが湧き,2025年の流行語大賞でもノミネートされました.MIC2025でも「ミャクミャク」を理由として「赤・青」の 2 色の組み合わせで応募された方が複数ありましたので,この 2 色を2025年を彩った色として捉えられます.
 そんな「ミャクミャク」に影響されてか,MIC2025におきまして第1位は「赤」,第2位は「青」という結果になりました.各色の集計する際,MIC2025を受賞した「赤・青」については,「赤」と「青」のそれぞれに計上をさせていただきました.
 これに基づきますと,第1位の「赤」は,全体の33%を占める結果となりました.2025年を彩った理由を見ると,やはり「ミャクミャク」のキーワードが多かったのが印象的でした.その他の理由としましては,高市自民党政権やアメリカ大統領選挙からの「赤」,世界陸上2025の日本チームのユニフォーム色である「赤」,そして極暑から連想される「赤」が挙げられました.
 第2位の「青」は,全体の29%を占めました.やはり,赤と同様に「ミャクミャク」の色から「青」が選ばれるといった理由が多数を占めました.高市総理のお召しになされた衣装である「ロイヤルブルー」が続き,ドジャーズの「青」も昨年に引き続き挙げられました.また興味深い回答として,世界的な温暖化の影響により,海水温が異常気象の結果,上昇し,海だけでなく地上にも大きな影響を与え,生きにくくなってきた年を踏まえて,「青鈍(あおにび)」も挙がりました,  第3位の「白(ホワイト)」は,全体の10%を占めました.ここでも高市総理に関連した理由が挙げられ,さらに米価格が高騰したことも相まって「白」が選ばれる結果となりました.ここまでで全体の72%の回答を占める結果となりました.

 以降,第4位は「黒」,第5位は同率で「黄色」「紫」,そして第7位が「灰」となり,多くの色が挙がりました.このように年々増加する応募色や応募理由の多様性を反映させるために,昨年と同様にMICのマジョリティ決定色に加え,ダイバーシティ&インクルージョンの取り組みとして,全ての応募者を対象として選考理由を考慮し,特別賞の選考も行いました.
 MIC選考委員会の厳正なる投票により,高市早苗総裁が崇拝している英国初の女性首相である故・マーガレット・サッチャー氏が身に付けられていた真珠のネックレスの色である「白」,「世界陸上東京大会」(WCH Tokyo25)のテーマカラーである「江戸紫(紫)」,そしてもはや報じられなくなった戦争が昼夜なく続いて灰と化している現状とその灰燼(かいじん)の色が始原の色に変わるようにひと時の祈りを捧げるという意を込めた「灰」,以上の3名の方々も特別賞としてMIC2025の授賞対象者とさせていただきました.

 2026年3月20日(金・祝)午後にオンライン開催予定のICD(International Colour Day)2026にて授賞式を執り行います.年間を通じた振り返りの色として「赤・青」の応募者の選考理由より決定した当選者および特別賞の授賞対象者,応募時に応募者優待を希望された皆様には,ICD開催前に改めてご連絡をさせていただきます.
 本年度も日本色彩学会員の皆様,色彩に携わる幅広い方々のご協力を賜り,多数の参加応募をいただきましたこと,心より感謝申し上げます.次年度 MIC 2026も何卒ご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます.

MIC2025 集計結果
選んだ色の理由のワードクラウド





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