ひなまつり講演会
- パーソナルカラー研究会
- 2006年04月09日
ひなまつり講演会
日時:2006年3月3日(金)13:30-15:30
場所:東京芸術劇場 5F大会議室(池袋)
『パーソナルカラーの未来とビジネスチャンス』
パネリスト:(50音順)
・神山 瑤子 氏
カラースタジオ イヴ・ガーデン代表取締約
・久保田 覚 氏
Style Color JAPAN 代表
・田原 二美 氏
タハラ・イメージスタジオ主宰
・宗行 潔 氏
日本カラーミーアシーズン社代表取締役
司会進行:
・門田 眞乍子 氏
パーソナルカラー研究会主査
カラー集団トータリア代表取締役
「ひな祭りシンポジウムにあたり」
パーソナルカラー研究会顧問 永田 泰弘
研究会設立9周年を迎え、継続は力なりの感一入です。
パーソナルカラーの社会的認知度はいまだ未成熟で、パーソナルカラーの存在すら知らない人が大部分です。それ故に世の中へのPRが必要です。
社会的認知度を上げるためには、多くのパーソナルカラリストの協力が必要であり、今回のシンポジウムは意義ある試みでした。
パーソナルカラー業界の一体感を強めるためには、コンサルタント技術の標準化が必要だと認識しています。根幹の部分での統一が出来なければマイナーのまま推移せざるを得ないでしょう。
商店は物を売って稼ぎます。美容院は技術を売って稼ぎます。手相見占いは個人情報を売って稼ぎます。共通しているのは、いずれも通りから見えるところにお店を出していることです。
パーソナルカラーは個人情報を売っている点で手相見占いに似ています。しかし、パーソナルカラーの欠点は通りを歩いてもにショップが見あたらないことです。
何を診てもらえるの?。何処で診てもらえるの?。いくらで診てもらえるの?。というような社会的な認知に必要な情報が見えないのです。こんな情報を標準化しなければパーソナルカラーに未来は期待できないでしょう。
例えば、何処の美容室にもパーソナルカラー診断の鏡と椅子とカラリストがいて、外からも見える状態が実現してくれると理想的です。そのためには、美容室用のパーソナルカラー理論と基準とシステムの開発が必要になります。
最近、パーソナルカラーの検定が始まりました。検定のためには受験者を集めるためのPRが必要です。このPRはパーソナルカラーを社会的に認知してもらう助けになり、パーソナルカラー業界にとって有意義であると考えています。
これからもパーソナルカラー研究会がパーソナルカラー理論と基準の開発の砦となって欲しいと願っています。