視覚情報基礎研究会では，以下のプログラムで2010年度第1回の研究発表会を
開催します．本研究会では，多様な視覚情報を，色彩工学分野の研究者，技術者，
学生らはもとより，情報工学，計算機科学，心理学や認知科学，物理や光学など
の幅広い分野の人々との多角的に横断的に自由で闊達な発想と意見の交流を目指
しています．全国大会の前日に開催いたしますので，全国大会参加予定の方は，
是非研究会にも足をお運びください．

日　時：2010年５月14日(金)　午前10時～午後4時30分
場　所：岐阜女子大学サテライトキャンパス
(岐阜市明徳町１０番地　杉山ビル５Ｆ第４教室) 
http://www.gijodai.ac.jp//circ/access.htm

招待講演：「大脳皮質における色情報処理」　　　　　小松　英彦氏(生理学研究所)
「画像内容によるシャープニングの最適化」田島　譲二氏(名古屋市立大)

聴講資格：研究会会員（非会員の方は、事前にメールでsig-fvi-staff@is.naist.jp宛に
ご入会ください。年会費は無料です。）
資料代　：1,000円

プログラム
10:00　　　　主査挨拶
10:10-11:10　セッション１「画像解析」
(1-1)「画像解析による多色色柄布の視覚情報の評価」
森俊夫，内田裕子(岐阜女子大)，小見山二郎(元東京工業大)
(1-2)「電子回路基板における二色性手法の有効性の研究」
山羽和夫，陸開広（日本福祉大），山岸未沙子（金沢工業大）
(1-3)「木材の認識の手がかりとなる木目パターンの特性」
桂重仁，溝上陽子，矢口博久(千葉大)

11:10-12:00　 招待講演「画像内容によるシャープニングの最適化」
田島譲二氏(名古屋市立大)

12:00-13:15　昼食休憩
13:15-13:55　セッション２「画像計測」
(2-1)「インテリア撮影における高ダイナミックレンジ(HDR)画像の活用」
酒井英樹(大阪市立大)
(2-2)「文化財デジタルアーカイブの現場における分光画像撮影の導入実例紹介」
土田勝(NTT)

14:00-14:50　招待講演「大脳皮質における色情報処理」
小松英彦氏(生理学研究所)

14:50-15:00　休憩
15:00-16:00　セッション３「視覚情報処理」
(3-1)「高齢者におけるリモートコントローラーの文字の可読性への明度差および彩度差の寄与」
鋤先美紀子(Colour Studio S/九州大)，須長正治(九州大)
(3-2)「自然画像の記憶における色情報の寄与」
松本剛，須長正治，妹尾武治(九州大)
(3-3)「解像感向上のための画素配置と観察条件の検討」
堀内隆彦，福田雄太，富永昌治(千葉大)，新垣匠，長谷川浩(セイコーエプソン)
16:00-16:30　総合討論

最新情報は，視覚情報基礎研究会のWebページに掲載していきますので，ご覧ください．
http://www.color-science.jp/bbs/sig_shikaku/index.html