2014年9月14日(日)くらしの色彩研究会講演会「色で情報を伝える -加齢の影響と生活の質-」

  • くらしの色彩研究会
  • 2014年09月16日

2014年9月14日(日)くらしの色彩研究会講演会

川崎医療福祉大学 工学博士の河本健一郎先生を講師に迎え、東海学園大学 栄サテライトキャンパスにて講演会を開催した。テーマは「色で情報を伝える -加齢の影響と生活の質-」である。
日常生活において色を使い情報を伝える事は、色の重要な役割のひとつであり、生活には欠かせないものである。そして2050年には、40%以上が高齢者になるという現実の中で、「加齢と見え方」は色情報についても重要な問題になってくる。今回の講演では、若年層と高齢者層との色の分類実験の結果などで分かりやすい解説をいただいた。
高齢者社会がスタンダードになって来る時代を踏まえ、これからは機能性と審美性を備えた色彩デザイン・提案が必要であるということを強く認識させられた良い機会となった。