2017年1月29日(日)渕田隆義主査勉強会・「カルチェラタン」新年会・「爲三郎記念館」見学会
- くらしの色彩研究会
- 2017年01月31日
渕田隆義主査勉強会・「カルチェラタン」新年会・「爲三郎記念館」見学会
平成29年1月29日、日本色彩学会くらしの色彩研究会の新年会が行われた。
洋画家小川博史氏の三女の方が館長を務める芸術のエッセンスが詰まった池下のカルチェラタンにて、まずは当会の主宰である渕田隆義主査の講義を聴講。
肌色の見えに対するポイントメイクカラーの影響を色彩工学的に検討した例など大変興味深い内容であった。
その後、愛知県美術館で開催中の「ゴッホとゴーギャン展」にちなんだ絵画のような美しいフレンチの食事会。途中、毎年恒例の「色にちなんだ1分間トーク」を出席者全員が順に行い、大変な盛り上がりをみせた。
会食後は古川美術館の別館である爲三郎記念館を、日本建築の意匠に大変詳しい㈱山崎空間設計主宰であるインテリアデザイナーの山崎茂雄先生にご説明いただきながら見学した。「相手を想い、心からもてなす」茶道の精神が随所にちりばめられた数寄屋造りの建築に触れ、あちらこちらから感嘆の声が漏れていた。
渕田主査の講義に始まり、フランス料理、そして日本建築見学と、1年の初めにふさわしい、非常に充実した1日となった。