2023年度 総会・ひなまつり会 開催報告

パーソナルカラー研究会 主査 宮﨑 純子

　パーソナルカラー研究会では、2024年3月3日（日）に2023 年度総会と講演会及びパーソナルカラー研究会内勉強会の研究発表を行いました。
　対面とオンラインのハイブリッド形式も定着し、全国から56 名（学会員：37 名、非学会員：19 名）の方にご参加頂き、盛況の中終える事ができました。来場する事により見る事ができる資料等も会場に並び、対面参加の方も少しずつ増えてきました。
　第一部では、資生堂インタラクティブビューティーの吉川氏に「肌とファンデーションの色彩科学 ～測る・選ぶ・感じる～」というテーマで、肌色やファンデーションの色について、ピンク肌とオークル肌の基準や日本人の肌色傾向のデータ等、パーソナルカラー診断にも役立つ内容を中心にお話をいただきました。
　第二部では、「パーソナルカラー診断に関わる色素のデータ収集」について、現役パーソナルカラーリストが、診断に基づいて、現代の日本人女性の色素傾向をパーソナルカラーの観点から探っていく調査結果を発表しました。
　ご参加頂いた方からは…
＊商品開発の視点からの肌色のお話は、普段疑問に思うことや知りたいことが全部詰まっていてワクワクしながら受講しました。アーカイブでの復習が楽しみです。
＊診断で肌色と向き合いますが偏った見方をしているのではないかと思うこともあり、肌の科学的知識を学べて確認にもなりました。
＊皮膚科学的な側面からの分析や近年の変化などの見解を聞けて大変興味深かったです。
＊肌の色はカラー診断の際にはとても大切な要素の一つですので、どの位置で判断するかなど迷うことがありましたが、参考になりました。
＊研究発表は興味深く勉強になりました。
等、研究会員になる事で、このような様々な講演を聞く機会を得られて嬉しいといった声も頂けました。最後になりましたが、ご参加頂いた方々、アンケートにお応え頂いた方々に深く感謝申し上げます。