『2023年度色彩教材研究発表会の開催について』(第3報)

  • 色彩教材研究会
  • 2024年03月14日

『2023年度色彩教材研究発表会の開催について』(第3報)

色彩教材研究会主査:吉澤陽介

3月16日(土)に,色彩教材研究会主催による研究発表会を開催します.
今回は,久しぶりの対面開催とし,遠隔からもご参加いただけるようにzoom併用のハイブリッド開催とさせていただきます.「現地での聴講のみ参加」に限り,お申込み無しで参加できますので,ぜひ足をお運び下さい(参加費無料です).

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◎日時:3/16(土)13:00〜16:45(予定)
◎場所:DIC本社(東京都中央区日本橋3-7-20 ディーアイシービル)およびZoomによるハイブリッド開催

◎スケジュール
・12:30 開場
・13:00 開会

①「研究発表会」(13:10 〜 14:10)
・昆野照美:色覚多様性が明度彩度に及ぼす影響 黄と青に着目して
・小粥将直,吉澤陽介:印刷業から見た欲しい色覚シミュレーションツールの開発
・藤野 悠,吉澤陽介:ランダムパターンデザインの生成アルゴリズムの提案 ~2色配色のランダムパターンデザインにおける、色の位置が及ぼす色彩調和への影響と色彩調和の定量的評価~
 
(14:10 〜 14:20 休憩)

②「DICデジタルカラーガイドの実演」秦野哲洋氏:DICグラフィックス[株](14:20 〜 15:30)

(15:30 〜 15:45 休憩)

③「色彩教材ギャラリートーク」(15:45 〜 16:40)
・榎 芳栄:『色の三属性』~色みの違い,明るさの違い,鮮やかさの違い~
・小粥将直:印刷業から見た欲しい色覚シミュレーションツールのプロトタイプ
・北畠 耀:CD盤とビー玉による「ベンハムトップ」の作り方
・昆野照美:心の色ハンドブック 図画工作美術教育に携わる方編
・鈴木章子:『いろのふしぎ』三原色から沢山の色を作る
・竹下友美:DICカラーガイドシリーズと世界の色名関連書籍
・藤野 悠:プログラムによるランダムパターンデザインの自動生成
・山根千明:ベンディン『色彩論のための基本セット』(2014年)

◎お問い合わせ先
yoshizawa@j.kisarazu.ac.jp(色彩教材研究会主査:吉澤陽介)

※企画紹介

①研究発表会

研究発表会では,色彩教材とその周辺に関する研究発表を広く求めます.具体的には色彩教材,色彩教育,デザイン,芸術,文学など自由な視点から色彩学に貢献できる新しい学術的もしくは実学的視点について議論と共有の場を設けます.みなさまの日頃の研究成果をこの機会で発表いただければと存じます.進捗途上の報告も歓迎しております.学生のみなさまの発表も歓迎しております.

②DICデジタルカラーガイドの実演

DICグラフィックス[株]の秦野哲洋氏による「DICデジタルカラーガイドの実演」も行います.国内シェア90%を誇る色見本帳「DICカラーガイド」のデジタルアプリを実演いただき,どのように色彩教材制作・研究に繋げていくかを考える場とします.

https://www.dic-graphics.co.jp/products/dcguide/

③「色彩教材ギャラリートーク」の発表者募集について

本研究発表会では,試験的な試みとして「色彩教材ギャラリートーク」を行います.スライドを用いた発表形式よりも相応しい発表の機会として,そしてより広い視野において色彩教材に触れられることを目的として,「色彩教材ギャラリートーク」の発表者を募集します(研究発表との同時応募も可能です).
制作された「色彩教材」を展示いただき,2分間の発表と質疑応答を1分間行う形式を取ります.発表者が制作された「色彩教材」であれば何でも問いません.積極的なご発表をお待ちしております.
(色彩教材の例:ご自身が制作されたツール,ご自身が制作された色見本,ご自身が執筆された書籍など)