第47回視覚情報基礎研究会研究発表会(2025/3/9)開催報告

  • 視覚情報基礎研究会
  • 2025年03月11日

視覚情報基礎研究会の第47回研究発表会が,3月9日(日)に開催されました.
千葉大学西千葉キャンパスにてハイフレックスで開催し,招待講演と一般講演4件,参加者18名の充実した研究発表会となりました.

研究発表会では,まず主査によるプログラム説明があり,その後一般講演2セッションと,白木厚司氏(千葉大学)による招待講演がありました.

白木氏には「任意の複数方向に映像表示可能な指向性ボリュームディスプレイの開発」と題して,白木氏がこれまでに開発されてきた数々の指向性ボリュームディスプレイの原理の説明ならびに実際の表示についてご紹介いただきました.

一般講演は2セッション開催されました.「視覚認知科学」のセッションでは,錯視現象であるRepresentational Momentumの車の搭乗者への影響に関する研究とクロノタイプのコントラスト感度への影響に関する研究の2件の発表がありました.「画像処理・応用」のセッションでは,カラー画像印刷品質の検査のための曖昧照合の研究と培養した心筋細胞の機能解析のための動き分析に関する研究の2件の発表がありました.引き続き,総合討論が行われ,主に発表者と聴衆者との間で活発な討議がなされました.

休憩時間中には,企業展示のブースを設け,企業による商品展示が行なわれました.
なお,研究発表会に先立って総会が開催され,事業計画,予算案等に関する全ての議案が承認されました.

日 時:2025年3月9日(日) 13時30分~17時00分
場 所:千葉大学西千葉キャンパス工学部2号棟202教室(ハイフレックス対応)

プログラム
13:30 主査挨拶
13:35-14:15 セッション1「視覚認知科学」 一般講演2件
14:15-14:30 企業製品紹介
14:45-15:45 招待講演 白木厚司氏(千葉大学)
15:45-16:25 セッション2「画像処理・応用」 一般講演2件
16:25-17:00 総合討論