測色研究会 2025年度研究発表会のご案内
- 測色研究会
- 2026年03月03日
測色研究会 2025年度研究発表会のご案内
2025年度測色研究会研究発表会の開催についてご案内申し上げます。本年度もWeb開催といたします。
本年度は,一般発表として3件の応募がありました。測色・色再現・視覚評価などに関わる最新の研究成果をご発表いただきます。
また,依頼発表として,国立研究開発法人産業技術総合研究所の研究者4名にご発表をお願いしております。これらは,CIE 2025にて発表された研究内容をあらためて本研究会においてご紹介いただくものです。国際会議で報告された最新の研究成果を共有し,議論を深める貴重な機会となります。さらに,CIEの最新審議動向について「国際動向報告」を予定しております。測色研究会とも関連の深いテーマについて,国際的な標準化や技術文書の検討状況,今後の展望をご紹介いただきます。
さらに,本年度の特別講演では,パナソニック エンターテインメント&コミュニケーション株式会社にて高感度ハイパースペクトルカメラの開発を手がけてこられた八子 基樹 氏をお招きし,ご講演いただきます。同社が開発する最新の高感度ハイパースペクトルカメラの技術的特長や開発の背景,ならびに色計測分野における新たな可能性について,開発者の立場からわかりやすくご紹介いただきます。
一般発表、依頼発表、国際動向報告、特別講演と、多彩な構成となっております。会員の皆様におかれましては、ぜひご参加いただき、活発なご討論を賜りますようお願い申し上げます。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。何卒よろしくお願い申し上げます。
測色研究会主査 西 省吾
1.研究発表会実施概要
日時: 2026年3月17日(金)13:00 ~ 18:00(総会含む)
参加資格: どなたでもご参加頂けます。参加費用は一般1,000円、非会員2,000円、登壇者と学生は無料といたします。
会議システム:今回もWeb開催です。参加者の方には,後程,リンクを連絡致します。
予稿集: 予稿集はPDFでの事前配布を行います。準備ができ次第,ダウンロードの案内を致しますので,十分にご注意ください。
2.プログラム
13:00~13:05 挨拶 開催要領説明
■研究発表(一般発表)
13:05~13:25 1. 「不確かさ重み付けと照明一様性評価に基づくカメラ分光感度推定」(20分)
*白石 悠大,西 省吾(大阪電気通信大学)
13:25~13:45 2. 「肌解析ソフトウェア『CM-SA2』を用いた色彩値と肌指標計測の最新」 (20分)
*西村 佳菜,山本 譲,友野 和明,小歩 岳史 (コニカミノルタ株式会社)
13:45~14:15 3. 「茶室「転合庵」内部の表面特性計測」
*大住 雅之(株式会社 オフィス・カラーサイエンス)
14:15〜14:25 休憩 (10分)
■研究発表(招待発表)
14:25~14:55 4. 「アレイ式分光放射計の特性による赤・緑・青色レーザー光源の色度座標の変化」(30分)
*田辺 稔(産業技術総合研究所)
14:55~15:15 5. 「CIE標準イルミナントAを提供するLEDベース標準光源の可能性」(20分)
*神門 賢二(産業技術総合研究所)
15:15〜15:25 休憩 (10分)
15:25~15:45 6. 「錐体基本関数による新しい分光視感効率に基づく測光」(20分)
*二宮 博樹 (産業技術総合研究所)
■国際動向報告
15:45~16:25 7. 「測色に関するCIEの最新審議動向 ー第2部会を中心にー」(40分)
*蔀 洋司 (産業技術総合研究所)
国際照明委員会(CIE)は、光および照明に関する国際規格や技術報告書の作成を担う国際組織である。CIE第2部会は測定に関する技術課題を所掌しており、測光・測色・放射測定に関する国際的な議論を推進している。本講演では、測色研究会と関わりの深いテーマとして、CIE 170 シリーズに基づく錐体分光感度を用いた測光・測色の今後の展望、ならびに DX 推進に向けた取り組み(ファイルフォーマット、参照用データの整備、照明計算の妥当性検証など)について、最新動向を紹介する。加えて、測色および質感評価に関する規格化・技術文書の審議状況、それらに関連する国際動向についても報告する。
16:25〜16:35 休憩 (10分)
■特別講演
16:25〜16:35 「高感度ハイパースペクトルカメラがもたらす色計測の新展開」
パナソニック エンターテインメント&コミュニケーション株式会社 八子 基樹 様
イメージングと分光測定は、どちらも光計測技術でありながら、これまで長らく別々の道を歩んで発展してきた。
イメージングは人の感性に寄り添い、主観や官能評価に基づく絵作り・色作りが重視されてきたのに対し、分光測定は定量性が求められる検査用途において、成分分析や物質同定といった目的で改良が進められてきた。
パナソニックが開発したハイパースペクトルカメラ「AG‑HSV10M」は、カメラとしての使いやすさと分光装置としてのデータ量を両立させ、『ただのカメラより定量的』かつ『ただの分光装置より使いやすく汎用的』という、他にない特長を備えている。
本講演では、技術や応用事例の紹介を通じて、その可能性をお伝えする。
■総会:
17:35〜18:00 今年度の報告と共に,来年度の活動計画について,総会を開催します。
3.参加申込方法
参加費: 一般:1,000円,非会員2,000円,登壇者と学生は無料
支払いと申込方法: 下記の申込フォームから参加登録と参加費の支払いをお願いします。
https://forms.gle/wNRMtCX9wmAXsFYJA
申込締切: 2026年3月14日(土)
皆様の参加をお持ちしております。