*** 本企画は終了しました ***
日本色彩学会第41回全国大会[岐阜]'10
日本色彩学会第41回全国大会[岐阜]'10 エクスカーションのご案内
第40回全国大会実行委員会
先にご紹介のとおり、東海支部が担当する第41回全国大会は、美濃の国・岐阜市で
開催されます。
全国大会ポスター
ここでは、5月14日(金)に予定されているプレイベントのうちのエクスカーションに
ついて簡単に紹介したいと思います。15日(土),16日(日)の2日間にわたって行われる
研究発表の前日を利用して、岐阜の魅力を肌で感じ取っていただき、翌日からの研究発表などの
イベントに向け英気を養っていただければ幸いです。
エクスカーションとして、(1)歴史町並み散策ツアーと、(2)長良川鵜飼体験、のふたつを
用意しました。
岐阜県はほぼ日本の重心に近い所に位置しながら、隣県愛知にある大都市・名古屋の蔭に
隠れ何となく地味なイメージが持たれがちですが、実はなかなか奥深い文化が受け継がれた
土地です。たった半日の中でその魅力を堪能していただくのは難しいかも知れませんが、
ここでは選りすぐりの企画を用意しました。
ひとつは「歴史町並み散策ツアー」です。岐阜市内には全国的にそれほど知られていない
のが幸いし、余り観光地化されていない御蔭で、今でも古き佳きものが秘やかに息づいています。
ここではそういったものをそっと訪ねてみます。
もうひとつは「長良川鵜飼体験」です。岐阜といえば鵜飼、鵜飼といえば岐阜、と全国に
知れ渡っています。初めての方にはもちろん自信をもってお勧めできますし、過去に一度
見られた方にも新たな感動をお約束します。
ふたつのイベントには、講演:「風土と伝統を活かし岐阜の未来を創る」を終えたばかりの
林英光先生が、ご案内します。先生ならではの切り口で語る「岐阜論」もお楽しみ下さい。
- (1)歴史町並み散策ツアー(15時〜17時30分)
-
岐阜城のある金華山の麓の、紙と材木で栄えた伝統的な川原町を中心に、
高野槙で伝統の鵜船を造る造船所、珍しい紙大仏、名和昆虫館、博物館を
見て歩きます。そして岐阜の伝統工芸品(提灯、和傘、美濃和紙、渋団扇・水団扇、
和紙の伝統色色紙など)を鑑賞しながら、休憩は蔵の茶店でいかがでしょう。
散策の前、お昼に長良川の対岸の宮内庁に属する鵜匠の里を歩き、
鮎雑炊を頂くのも一興です。
- (2)長良川鵜飼体験(18時〜20時)
-
1300年の歴史をもつ、宮内庁に属する長良川の鵜飼を、暮れ行く初夏の水面に
映る篝火を見ながら、鵜と鵜匠の総がかりに興奮していただきたいものです。
お弁当をご用意します。なぜか見終わった後、「間(ま)」とか「時(とき)」を、
意識させるような構成の余韻に浸れるものと思います。千年以上も引き継がれてきた
魅力に納得いただけるでしょう。五月もまだなかばですから、川面を渡る風は幾分
ひんやりと感じられるかも知れません。上に羽織るものをご用意いただければ安心でしょう。
「岐阜駅前再開発」 デザイン監修・撮影:林 英光
「川原町の町並み」 撮影:森旬子
「鵜飼風景」 撮影:写楽
*** 募集は終了しました ***
日本色彩学会第41回全国大会[岐阜]'10 研究発表の募集
第40回全国大会実行委員会 委員長 林 英光(ランドアート&デザイン研究所)
第41回目となる2010年の全国大会は,5月15日(土),16日(日),岐阜の長良川国際
会議場(写真)にて開催いたします。岐阜のシンボルである長良川と金華山を背にした
造形的にもユニークな安藤忠雄氏設計の建物です。岐阜駅から約20分の立地で,今回は
大会に併せて,岐阜の風土や伝統を感じていただきたいと考え,会場を決めました.
全国大会の中心はやはり学会員による研究発表です.ポスター発表と口頭発表の2部門
について,研究発表を募集します.ポスター発表では,作品やPCによるデモンストレー
ションを展示することも可能です。みなさまからの多くの応募をお待ちしております.
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窓が開放され金華山を望む会議室 |
宇宙船のような卵形の会場外観 |
スケジュール
2009年12月末日 | 発表申込〆切 |
2010年2月初旬 | 結果等の通知 |
2010年3月5日(金) | 予稿原稿締切 |
2010年5月15日(土),16日(日) | 全国大会 |
研究発表 募集要項
- 募集内容
- 著者が最近行った未発表の研究.研究分野の例を以下に示しますが,この分類にこだわらず,横断的
な研究発表も期待いたします.(1)色覚・生理 (2)測色・表色・色差 (3)色光・色材(光源,染料,顔料)
(4)色彩情報(記録,再現,画像処理,分析・評価) (5)色彩心理(感覚・知覚,認知) (6)色彩文化(色
彩史,民族・風土・伝統の色) (7)色彩芸術(美術,デザイン) (8)色彩教育 (9)色彩応用(建築,環境,
服飾,化粧など) (10)その他
- 発表形式
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(1) ポスター(ポスターを期間中とおして掲示し,指定時間に説明)
(2) 口頭(質問時間を含み20 分程度.PC プロジェクターなど使用可)
- 応募資格
- 著者の少なくとも1名が本学会会員であること.
- 申込方法
-
発表申込書として,次の内容をA4 縦,横書きで1 枚にまとめ,E-mail /
FAX /郵便のいずれかの方法でお申し込み下さい.A4 の上半分(下図
のA の部分)に,(a)著者名と所属(登壇者・共同発表者),(b)題目,(c)
連絡先(会社・団体・学校名,郵便番号,住所,TEL,FAX,E-mail
アドレス),(d)希望する発表形式(ポスター/口頭),(e)研究分野
(上記@からIの番号),(f)発表奨励賞(後述)の審査を希望する者は,
生年月日および審査を希望する旨,を明記してください.また下半分(下
図のB の部分)に,題目,希望する発表形式,および発表内容の概要を
書いてください.A 部分は実行委員会で応募者への連絡やプログラムの
編成等に,B 部分は応募者の氏名を隠して閲読者に閲読を依頼するため
に使います.作業の効率化のため,ご協力をお願いします.なお,発表
申込書のひな形をここ(
Microsoft Word 形式,
PDF形式)に置きますのでご利用ください.
A
(a) 著者名と所属(登壇者・共同発表者)
(b) 題目
(c) 連絡先(会社・団体・学校名,郵便番号,住所,TEL,FAX,E-mail
アドレス)
(d) 希望する発表形式(ポスター/口頭)
(e) 研究分野(上記(1)から(10)の番号)
(f) 発表奨励賞の審査を希望する者は生年月日および審査を希望する旨
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B
題目
希望する発表形式
発表内容の概要
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- 発表内容の概要の書き方
-
発表内容の概要として,研究の背景と目的,方法,主な結果(まだ結果が
得られていない場合は見通しなど)がわかるように,500 字程度で簡潔に
まとめて記述してください.(1)色彩学の研究として著しくかけ離れている
もの,(2)特定の個人・団体を根拠無く一方的に誹謗中傷するもの,(3)特
定の対象の礼讃・宣伝に終始し,著しく客観性に欠けるもの,(4)その他一
般的な学術研究発表の常識に照らして著しく逸脱しているものについては,
発表をお断りする場合があります.
- 申込締切
- 2009年12月末日必着
- 申込先
-
申込みおよびお問い合わせは下記にお願いします.なお,申込みをされた方へは,申込みを受けた旨
のご連絡をいたします.万が一,1 週間以上経過しても,連絡がない場合には,お問い合わせください.
〒161-0033 東京都新宿区下落合3-17-42 日本色彩学会全国大会発表申込受付
E-mail: Tel&Fax:03-3565-7716
- 閲読の実施と発表形式の決定
- 発表内容の概要は,学会誌編集委員会のもと,匿名の閲読者による閲読を実施し
ます.予稿原稿執筆の参考としていただければ幸いです.また,発表内容の概要と閲
読の結果を参考にして,発表形式(ポスター/口頭)を決定します.ポスターと口頭
の発表件数がほぼ同数となるプログラムを予定しています.
- 応募者への通知と予稿原稿
- 応募者への閲読の結果ならびに発表形式の通知は2010 年2 月初旬に行います.
予稿原稿(2 ページ)は学会誌SUPPLEMENT にそのまま(カメラレディ原稿として)
掲載されます.作成要領を兼ねた予稿原稿のひな形を同時にお送りします(学会ホ
ームページにも置きます)のでご参照ください.原稿の締切は2010 年3 月5 日(金)
です.
発表奨励賞について
日本色彩学会発表奨励賞は,全国大会における将来性を示す優秀な口頭発表の登壇者またはポスター発表の説
明責任者を表彰するもので,第35回大会(2004年)より設けられました.
規定により,
- 2010年4月1日現在満30歳以下(即ち1979年4月2日以降に生まれた)の本会正会員または学生会員,
- 全国大会における口頭発表の登壇者またはポスター発表の説明責任者,
- 過去に発表奨励賞を受賞していない.
の条件をすべて満たす方は発表奨励賞の受賞資格を有しますが,審査を希望する場合
は申告が必要です.申告しない場合や申告者が当日発表しなかった場合は審査対象か
ら除外されます.審査委員会により論文内容および発表内容(口頭/ポスター)が審
査され受賞者が決定されます.そして,大会の最後に開かれる式典において表彰が行
われます.
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