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色材協会関係コロイド化学セミナー
−界面活性剤の入門から最前線の研究まで−
化粧品、インキ、塗料などの工業製品に利用されている界面活性剤は、「乳化分散」や「可溶化」だけでなく、様々な目的で広範な産業分野で利用されております。これは「界面活性剤種の選択」、「界面活性剤の構造の制御」、「界面活性剤の適用方法」等により、製品への様々な機能性の付与が可能であるからだと考えます。この様に、少量の添加で製品に機能性を付与する界面活性剤の製品設計への適用は、付加価値が高く競争力のある製品開発において今後ますます重要な技術となると推察します。本セミナーでは、界面活性剤の「乳化分散」や「可溶化」を中心に、入門から最前線の研究まで(「どの様な分野でどの様に利用されているか」、「どの様に製品設計を行うか」、「どの様な研究が行われているか」)を、この分野でご活躍の講師の皆様に、わかり易くご解説していただきます。界面活性剤についての製品設計も含めた幅広い知識を習得する機会として、本セミナーを有効にご活用していただけたらと思います。
主 催 : 一般社団法人色材協会
協 賛 : 日本化学会、日本油化学会、高分子学会、表面技術協会、日本家政学会、化成品工業協会
日本化粧品技術者会、日本香粧品学会、日本材料学会、日本分析化学会、有機合成化学協会
日本粉体工業技術協会、繊維学会、材料技術研究協会、日本ゴム協会、日本塗料工業会
日本無機薬品協会、日本色彩学会、日本印刷学会、日本塗装工業会、日本防錆技術協会
腐食防食協会、印刷インキワニス工業会、日本木材学会、電気化学会、日本塗装機械工業会
日本塗料検査協会、日本レオロジー学会、日本セラミックス協会、日本画像学会、日本写真学会、日本界面活性剤工業会
日 時: 8月23日(金) 9:30〜17:10 (受付開始 9:00より)
会 場: 日本大学理工学部(駿河台キャンパス )1号館6階 CSTホール 東京都千代田区神田駿河台1-8-14
[交通]JR中央・総武線「御茶ノ水」駅 下車徒歩3分、東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅 下車徒歩3分
東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水」駅 下車徒歩5分 (受講券に案内図印刷)
受講料: 主催および協賛団体会員19,000円、会員外29,000円、学生3,000円 (テキスト代・消費税含む)
申込締切: 定員(100名)になり次第締め切らせて頂きます。
申込方法: 下記申込書に所定の事項を明記してFAXでお送り下さい。
受講料は@銀行振込 A郵便振替のいずれかで、8月20日までにお振り込み願います。
銀行口座:三菱東京UFJ銀行恵比寿支店 普通預金No.0929901 シヤ)シキザイキヨウカイ
郵便口座:00120-7-76423(社)色材協会
申込先: 〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿3-12-8 東京塗料会館201 (社)色材協会
TEL: 03-3443-2811 FAX: 03-3443-3699 E-mail:sky@minos.ocn.ne.jp
(社)色材協会行(FAX:03-3443-3699)
色材協会関係コロイド化学セミナー申込書
受付No.
氏名 所属学会名
勤務先 所属部課名
所在地(〒 − )
TEL FAX E-mail
※該当事項に○をして下さい。
受講料 @主催および協賛団体会員 \19,000 振込方法(請求書を郵送致します)
A会員外 \29,000 銀行振込 ( 月 日振込予定)
B学生 \3,000 郵便振替 ( 月 日振替予定)
今後開催される色材協会主催の講座についてE-mailでのご案内を希望しますか?(希望する ・ 希望しない)
上記情報は、(社)色材協会事務局にて厳重に管理致します。
「色材協会関係コロイド化学セミナー」演題と講師
平成25年8月23日(金)
9:30 〜 10:40
1.活躍する界面活性物質〜からだのしくみから産業まで〜
界面活性物質は水と油を結びつけるもので、からだの基本である細胞にはなくてはなりません。
また、繊維、製紙、食品、塗料、化粧品、など様々な産業分野でも幅広く使われています。
このような界面活性物質について概説します。
福井技術士事務所 代表
日本化学会フェロー 福井 寛
10:50 〜 12:00
2.やさしく学ぶ乳化剤の基礎(展開)
「たかが乳化、されど乳化」をキーワードに、互いに混ざらない2種以上の液体を混合する
乳化技術、及びこの分散系である乳化物(エマルション)について、コロイド界面化学に基づき
概説する。
千葉科学大学薬学部
助教 山下裕司
(12:00 〜 13:00 昼 食)
13:00 〜 14:00
3.界面活性剤の相平衡と化粧品への応用
キーワード:マイクロエマルション、液晶、ゲル、化粧品、洗浄剤、相平衡、小角X線散乱、FF-TE、自己拡散係数
且草カ堂 スキンケア研究開発センター
主任研究員 渡辺 啓
14:00〜15:00
4.フッ素ハイブリッド界面活性剤の合成とそのユニークな溶液物性
フッ化炭素鎖と炭化水素鎖を有する界面活性剤、ハイブリッド界面活性剤は、従来の界面活性剤には見られない特異な性質を有する。本講演では、ハイブリッド界面活性剤の合成方法とそれらのユニークな性質について紹介する。
東京理科大学工学部
准教授 近藤行成
15:10 〜 16:10
5.アルキル鎖を有する両親媒性デンドリマーの開発
本講演では、ポリアミドアミンデンドリマーに1または2本のアルキル鎖を導入したTadpole型
およびジェミニ型両親媒性デンドリマーの分子設計・合成、水溶液中での物性とミセル特性、金属 ナノ粒子の合成とその特性について紹介する。
奈良女子大学自然科学系
准教授 吉村倫一
16:10 〜 17:10
6.バイオベースサーファクタントの機能と応用
各種のバイオ素材(糖・タンパク質・ペプチド)をベースとした新しい界面活性剤とそれらが形成する特異な分子集合体の応用技術についてご紹介したい。
産業技術総合研究所 環境化学技術研究部門
主任研究員 井村知弘