2008年4月6日(日) 2008関東支部大会

  • 2008年01月16日

日本色彩学会関東支部 2008関東支部大会

日本色彩学会関東支部では、下記の通り2008関東支部大会を開催いたします。
奮ってご参加下さい。 (関東支部長 小林光夫)

◎ 日  時: 平成20年4月6日(日) 13:00~17:30 ( 懇親会18:00~20:00 )
13:00~13:30 平成20年度日本色彩学会関東支部総会
13:50~17:30 公開シンポジウム『日本の絵の色-感性と科学との対話』(定員100名)

◎ 会  場: 東京家政学院短期大学 4F階段教室 (東京都千代田区三番町22)
JR中央線、東京メトロ(有楽町線・南北線、都営新宿線) 各線市ヶ谷駅より徒歩8分
アクセスマップはhttp://www.kasei-gakuin.ac.jpをご参照下さい。

◎ 参 加 費: 公開シンポジウム : 正会員2,500円、名誉会員・賛助会員・学生1,000円、一般3,000円
懇親会:3,000円

◎ 参加申込: 公開シンポジウムおよび懇親会へのご参加は、氏名、連絡先、会員種別(名誉/正/賛助/学生/非会員)、参加種別(シンポジウム・懇親会)を明記し、3月23日(日) 迄に、関東支部事務局( e-mil:ren-net@vega.ocn.ne.jp fax:03-3565-7717)にお申し込み下さい。

《 平成20年度 日本色彩学会関東支部総会》

関東支部総会は支部活動の方針を決定する重要な会議です。会員各位には万障お繰り合わせの上、出席をお願いいたします。なお、総会出席のお届けは必要ありません。

■ 議事  平成19年度事業報告、平成19年度収支報告、監査報告、
平成20年度事業計画、平成20年度収支計画、支部役員改選、その他

《 公開シンポジウム:日本の絵の色 – 感性と科学との対話 》

色彩を巡る学際的交流並びに普及、振興の機会となるよう会員はもとより広く一般の方にもご来聴いただきたく公開シンポジウムといたしました。色彩学会ならではの多彩な切り口のシンポジウムにご期待下さい。多数のご参加下をお待ちします。

■ 講演1 「 日本画の色の特質 – ヨーロッパとの比較 」 (14:00~15:00)
小町谷 朝生 氏 (文星芸術大学教授)
日本画の色の持つ固有性を、ヨーロッパの絵画の色彩表現と比較しながら考える。日本画には固有の技法があって、それが日本画の特質的顔付きをつくる。その点をヨーロッパの絵画と比較しながら考えていく。

■ 講演2 「 日本画の色彩と色材 – 色彩表現の近代化と色材の開発 」 (15:10~16:10)
荒井 経 氏 (学芸大学准教授 日本画作家)
日本画という近代絵画の創出には、近代的な色彩の獲得が重要な課題であった。西洋絵画を導入した狩野芳崖の実験、近代岩絵具の開発と普及、岩絵具至上主義となった戦後日本画。色材の変化から近代日本画史を辿る。

■ 講演3 「 日本古代から続く日本の絵の色と彩色材料 」 (16:20~16:50)
國本 学史 氏 (慶應義塾大学大学院)
日本には多数の色彩名称があるために、それだけ多数の材料が存在したと考えがちであるが、8世紀頃に確立された彩色材料は、その後17-18世紀までほとんど変わらず使い続けられた。史料や現存する芸術作品を参照しつつ、日本の絵の色を、改めてとらえ直すことを試みる。

■ 総合討論 (17:00〜17:30) 司会 永田 泰弘 氏 (カラープランニングセンター代表取締役社長)