報告:2008年5月25日(日) 第1回小見学会 “水郷と近江商人の街並み近江八幡”

  • くらしの色彩研究会
  • 2008年08月29日

第1回小見学会は、朝方まで土砂降りだった雨も上がり、昼からは陽も射すなか行われました。
信長も遊んだという安土城下西の湖から近江八幡まで、80分の船旅を楽しみま した。
萌葱色に芽吹いたばかりの葭原を滑るように進む舟。どこからともなく聞こえるオオヨシキリのさえずり。本当に心和む一瞬(ひととき)でした。
この近江八幡の水郷地帯は、国の重要文化的景観第1号にも選定され、町屋が建ち並ぶ重要伝統的建造物群保存地区と合わせ、他にはない風景・景観を創り出しています。
まちづくりへの取組や祭への若者の参加もぬきんでています。
お昼は酒蔵を改装したお店でいただき、赤こんにゃくや丁字麩、それに近江牛の たたきと地元の特産を肴に、蔵から出したばかりの濁り酒とともに、舌鼓を打ちました。
100年前にタイムスリップしたような近江商人の街並み、カキツバタ に彩られた八幡堀、その中に浮かぶ手漕ぎの和船など、美しい日本を存分に楽めた1日でした。(5月25日、参加9人)