2012年1月30日(月) 測色研究会 講演会および総会のご案内

  • 測色研究会
  • 2011年12月22日

*** PDFによるご案内はこちらからどうぞ ***

測色研究会 講演会および総会のご案内

主査 大住雅之

ここのところ一段と寒さがきびしくなっておりますが、皆様には如何お過ごしでしょうか。さて、2011年度の講演会をご案内させて頂きます。今回のテーマは「色差」を取り上げ、国内外の2名の著名な講師をお招きします。まずAIC2009シドニーの招待講演者でした独BYK Gardner社のGabi Kigle-Böckler先生にお願いして、ヨーロッパの色差管理の事情と、DIN6175-2について、紹介、解説して頂きます。講演は英語で行いますが、通訳を交えての講演です。また、日本からはこの分野を代表する日本色彩研究所の小松原 仁先生に、CIE DE2000色差式とその性能についての評価結果をお話頂きます。また、ご講演頂きました先生を交えて、パネルディスカッションを予定します。英語講演に関しては、参加者と正会員、準会員の希望者の皆様には、講演の抄録(PDFファイル)を、後ほどメールにて配布いたします。まだ、会員登録がお済でない方は、この機会に是非、ご登録下さい。会費・登録料は学会の研究会規程に基づき、無料です。学会員で無い方は、準会員として登録できます。
尚、今回は、Gabi Kigle-Böckler氏の来日スケジュールの都合と、皆様からの要望が少なからずありましたので、平日開催と致しました。何卒宜しくお願い致します。

日 時 :2012年1月30日(月)13:10 ~ 16:30
場 所 :タワーホール船堀 302会議室
〒134-0091 東京都江戸川区船堀4-1-1 TEL:03-5676-2211 (都営新宿線船堀駅隣接)
参加費 :無料 (どなたでも参加頂けます。)
定  員 :30名

講 演 :「DIN6175-2色差式とヨーロッパの色彩管理事情 -特に自動車産業において-」
講師:BYK Gardner Gabi Kigle-Böckler
ヨーロッパではDIN6175-2の使用率が極めて高い。本色差式は特にメタリック色の色差評価用に開発されたもので、測定の光学ジオメトリーに対する配慮が施されている。また、合否範囲に関しても、規格の中で明確な範囲が示されている。今回の講演では、日本では馴染みの少ない本色差式の解説を交え、ヨーロッパの色彩管理事情について、お話頂く。

講 演 :「解説 CIE DE2000とその性能評価」
講師:日本色彩研究所 小松原 仁
CIE DE2000については、最近JISにも計算式が添付されている。しかし、やや難解な側面もあり、果たしてどのような特徴と、どの程度の性能を有しているのだろうか。最新の色差式について、その評価結果を交えながら、ご解説頂く。

パネルディスカッション: 「色差を考える」
パネラー:Gabi Kigle-Böckler(BYK Gardner)
小松原 仁 (日本色彩研究所)
大住 雅之 (オフィス・カラーサイエンス 研究会主査)
武井 昇(職業能力開発総合大学校 研究会主査)

プログラム:
13:00 受付開始
13:10 講演:
14:10 休憩(10分)
14:20 講演:
15:20 休憩(10分)
15:30 パネルディスカッション、総合討論
16:20 総会
16:30 閉会

申込方法:
氏名、連絡手段(住所、電話番号、e-mailアドレスのいずれか)、測色研究会員・非会員、一般、学生の区別を、下記の方法にてご連絡下さい。
①e-mail :office_color_science@ybb.ne.jp
②FAX :045-624-9769
尚、冒頭でご案内の抄録を希望される方は、その旨、ご連絡下さい。
発送は経費削減の為、メールのみとさせて頂きます。何卒、ご了承下さい。
申込締切:2012年1月27日(金)
※定員になり次第、締め切らせて頂きます。皆様の参加をお持ちしております。

以上.