大垣駅前通り街並み景観測色

  • くらしの色彩研究会
  • 2013年02月16日

くらしの色彩研究会林英光主査と株式会社テイコクによる、日本色彩学会全国大会研究発表に向けた岐阜県大垣市大垣駅前通り沿道の景観測色が行われ、寒風と小雪が散らつく中、くらしの色彩研究会から11名が参加した。
大垣市駅前通りの歩道の大半はアーケードに覆われており、2〜3階立ての店舗と店舗付集合住宅で構成され、中には城下町らしい老舗も続いていた。この駅前通りの水門川南側を3ブロックに分け、グループで視感測色による色彩調査を行った。測色には日塗工見本帳を使用した。
城下町の商店街である大垣駅前通りでは、商店街らしい様々な色彩で構成されていた。特徴的なアーケードの色彩や店舗、屋外広告物の色彩は、距離をおいて見る「見かけの色」と「本来の色」にはかなりの相違があり、今回初めて景観測色に参加したメンバーにも大変貴重な経験になった。この測色結果を踏まえ、街並み景観の提案に貢献できることが楽しみである。