御堂筋銀杏並木

色風景の詳しい説明

1937年に完成した幅員24間(約43.6m)、梅田-難波間の約4kmを結ぶ御堂筋の歩道と緑地帯に植えられた約800本の銀杏並木。秋になると黄色に色づいて街の風景を変える。淀屋橋以北はプラタナスが植えられていたが、現在では銀杏に植え替えられている。当初から都市の美観を担うように計画され、銀杏並木はその象徴となっている。歩道、車道、緩行車線、緑地帯が整然と区画され、電線が地中に埋めらていることもあって、欧米に負けない美しい道路でもある。日本の都市風景の中でも、色彩が非常に重要なポイントとなっているといえる。

"美しい"と感じる理由や思い出

かつて御堂筋に近い会社に勤めており、秋になって黄色に色づく銀杏は街の風物詩であった。都市にいながら季節を感じることができ、近代都市の施策として非常に先見の明があったと思う。また、現在でも御堂筋沿いで仕事することが多く、非常に愛着のある風景である。

色風景に出会える時期

1月, 12月

色風景に出会える場所

大阪府
大阪府大阪市

居住経験

 

主要な色彩

推薦者

三木学

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