色風景の詳しい説明
旭川駅の南側、一般的には駅裏になる。こちら側もオフィス然としたファサードであるのに、それを背にして3段階的に降りて行くにつれ、大木の木陰から中木から花園に、そして水辺に至る。ところでこれほどゆったりと旅人や市民が過ごせる都会の駅裏があるだろうか。この空間も左の方にある大木の木陰のベンチには、放心状態での人たちも見受けられた。
"美しい"と感じる理由や思い出
都市に住む日本人が最も欲している公共環境が此処にはある。アルミサッシとガラスと床の素材と木製のベンチと、若いナナカマドの赤い実と、これだけでも人がくつろげる色風景になる。環境デザインは空間心理学である。もっと日本の社会は真面目に取り組むべきであろう。ポストコロナの幸せ環境の未来に向けて。
色風景に出会える時期
10月
初秋
色風景に出会える場所
北海道
北海道JR旭川市駅構内
居住経験
主要な色彩
茶, グレー
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