岡山城天守閣

色風景の詳しい説明

宇喜多秀家が、旭川本流を城郭の北から東側に沿うように極端に寄り添わせる形の天然の堀として、本丸は本段、中の段、下の段に分かれた構造にして、本段の北寄りに金箔瓦を使用した壮麗な四重六階の望楼型天守を建てました。織豊系城郭に特徴的な高石垣が積まれた城です。関ヶ原の合戦で、宇喜多家は改易となり、代わって小早川秀秋が備前・美作52万石の領主として入城しました。慶長8年、備前28万石は姫路城主池田輝政の次男に与えられ、岡山城は池田家の居城として明治維新まで続きました。 明治6年の廃城令により、天守と月見櫓、西之丸西手櫓、石山門のみを残す形に壊されましたが、さらに昭和20年の岡山空襲で天守と石山門を焼失しました。昭和41年に天守が鉄筋コンクリート造で外観復原されました。黒い外観から、烏城(うじょう)、金烏城(きんうじょう)と呼ばれます。

"美しい"と感じる理由や思い出

日本の城郭は美しい。日本の伝統的建築美の究極の一つと思っている。装飾性が少なく、武骨で素朴な形態と色彩でありながら、シルエットの美しさは、空を背景に突き出る建築の極致とも言える。

色風景に出会える時期

いつでも

色風景に出会える場所

岡山県
岡山県岡山市北区丸の内2

居住経験

 

主要な色彩

白, 黒, 緑, グレー(金)

推薦者

永田泰弘

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