高野山の根本大塔

色風景の詳しい説明

根本大塔は、伽藍(がらん:梵語のサンガ・アーラーマの音写;僧侶が集い仏道の修行をする閑静清浄な場所)の中心の塔として、887年頃に完成した建物です。朱色を基調にして、白、緑、灰色を配した日本らしい色使いになっています。伽藍大塔とも称せられ、本尊は、大日如来(胎蔵界)で、四方に金剛界四仏が安置されています。

"美しい"と感じる理由や思い出

鮮やかな朱色を主調とし、白、緑、灰色を配した色使いには、日本らしさが見られます。雨上がりの一枚で、伽藍大塔の周りには、閑静清浄の場に相応しい雰囲気が漂っています。日本の風土の中で暮らす人々が元々持っている自然との接し方が、伺える建物になっています。

色風景に出会える時期

9月
雨上がりの根本大塔の一枚

色風景に出会える場所

和歌山県
伊都郡高野町高野山

居住経験

 

主要な色彩

白, 赤, 黄, 緑, グレー(朱色)

推薦者

吉村耕治

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