島根・熊野神社・讃火殿

色風景の詳しい説明

松江市八雲町にある熊野大社は、素盞嗚尊(すさのおのみこと)を主祭神に祀り、境内の左手に母神の伊弉冊尊(いざなぎのみこと)を祀った伊邪那美神社、右手にお妃の奇稲田姫(くしなだひめ)を祀った稲田神社があります。境内にある讃火殿という社は、火の発祥の神社として「日本火出初之社」(ひのもとひでぞめのやしろ)とも呼ばれ、茅葺の屋根に四方の壁は檜の樹皮で覆われ、竹でできた縁がめぐらされており、発火の神器である燧臼(ひきりうす)と燧杵(ひきりぎね)とが奉安されています。毎年の鑽火祭や出雲大社宮司の襲職時の火継式を行う祭場となる社殿です。

"美しい"と感じる理由や思い出

火の利用が人類の文明の起点であったと思われ、火の発祥の神社として「日本火出初之社」とも呼ばれ、神話時代の建築の姿が現代まで伝えられているロマンの持つ美しさに感動します。

色風景に出会える時期

いつでも

色風景に出会える場所

島根県
島根県松江市八雲町熊野2451番

居住経験

 

主要な色彩

その他(茅葺の色。檜皮色。苔色。)

推薦者

永田泰弘

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