国宝松江城天守閣

色風景の詳しい説明

松江城は別名・千鳥城。天守閣は国宝指定された五城のうちの一つで天守構造は複合式望楼型 木造4重5階地下1階です。 築城年は慶長十六年(1611)、築城主は堀尾忠氏。城主は京極忠高、松平直政と代わり、松平の治世が幕末まで続きました。 天守は外観4重、内部5階、地下1階で、天守の南に地下1階を持つ平屋の附櫓が付属しています。形式上は望楼型天守に分類され、二重の櫓の上に二重(三階建て)の望楼を載せた形です。二重目と四重目は東西棟の入母屋造りで、二重目の南北面に入母屋破風の出窓がつけられています。附櫓も入母屋造りです。壁面は初重・二重目は黒塗の下見板張り、三・四重目と附櫓は上部を漆喰塗、その下を黒塗下見板張りとされ、南北の出窓部分の壁は漆喰塗であり、屋根はすべて本瓦葺きになっています。

"美しい"と感じる理由や思い出

私は終戦前の、小学校3年生の時、松江城の大手前広場に面した師範付属國民學校にほぼ一年間在学し、祖父の家から毎日、お城の下の学校に通っていました。体育の時間には、神風と書いた鉢巻をして、城山の中を走らされていた記憶があります。
板壁の黒、漆喰の白、瓦の灰色の日本の伝統的な配色になっており、城郭建築の基本となる美しさがあります。

色風景に出会える時期

いつでも

色風景に出会える場所

島根県
島根県松江市殿町1

居住経験

 

主要な色彩

白, 黒, グレー

推薦者

永田泰弘

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