平城京跡

色風景の詳しい説明

平城京跡に復元された大極殿。幕末から発掘が始まっているが、本格的には戦後に調査が進み、平城京の全貌が徐々にわかってきた。近年は、調査を基に、大極殿が復元されたり、朱雀門の復元が進む。当時の中国の思想である、陰陽五行説に基づいた配色は、平安時代にも継承され、一つの色彩規範となっていた。長らく何もない風景で、奈良盆地の中央にこれだけ広大な平野があり、市民の憩いの場となっていることが素晴らしいが、大極殿や朱雀門に加え、遣唐使船、資料館などがあり、大陸との交流や、当時の風景が一部再現される様子も、他の地域では見られないことであり、貴重な色彩資料となっている。

"美しい"と感じる理由や思い出

ほとんど復元された建物がない時期から、よく訪れた場所であり、高い建物が何もないため奈良盆地を見渡せるパノラマ的な風景はこの場所ならではといえる。近鉄電車が横切っていることも名物で面白いが、将来的に移設される計画になっている。

色風景に出会える時期

いつでも

色風景に出会える場所

奈良県
奈良市佐紀町平城宮跡歴史公園

居住経験

 

主要な色彩

白, 黒, 赤, 緑, 青(金)

推薦者

三木学

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