さまざまな色に染まった「有松絞り」の括り糸

色風景の詳しい説明

染め物のまち「有松」には、伝統産業である有松絞りがあり、令和元年には有松地区の文化として「日本遺産」に認定された。有松絞りには100種類以上の技法があるが、代表的な「くくる」は布を糸で巻き絞り染めること。染めた後に解かれた糸は、さまざまな色に染まっている。

"美しい"と感じる理由や思い出

染色後に解かれた糸を、写真のようにインテリアにしたり、透明のクッションカバーに入れたり、その色彩を楽しみ慈しむ風景を街のあちこちで見かけた。このさまざまな色に染まった糸一本一本が、職人が丹念な作業をおこなった証である。クルクルとした形状と色が、有松絞りへの愛情の断片を感じる。

色風景に出会える時期

いつでも

色風景に出会える場所

愛知県
名古屋市有松

居住経験

なし

主要な色彩

たくさん

推薦者

多田真奈美

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