愛知・犬山城天守閣

色風景の詳しい説明

国宝犬山城は、室町時代の天文6年(1537)に建てられ、天守は現存する日本最古の様式です。織田信長の叔父、織田信康によって木之下城より城郭を移して築いたといわれています。天文16年(1547)、美濃の斉藤氏を攻めた織田信康が死去し、その子信清が城主となりますが、織田信長に反抗したため攻められ、織田信長の家臣で乳兄弟の池田恒興が入城しました。天正10年(1582)「本能寺の変」で織田信長が倒れ、後に秀吉が入城しましたが、秀吉と家康の間で和が結ばれ、犬山城は織田信雄に返還されました。  江戸時代に入り、元和3年(1617)尾張徳川家の重臣成瀬正成が拝領し、改造が加えられ、現在の天守の姿ができたといわれています。 以後、成瀬家が幕末まで城主を務めることになります。 昭和10年、犬山城は国宝に指定され、全国唯一の個人所有の城でしたが、平成16年「財団法人犬山城白帝文庫」の所有となりました。

"美しい"と感じる理由や思い出

しく成瀬家の個人所有の形で維持された城で、過去の巨大な文化遺産をこのような形で、保存維持された苦労と努力には、驚きと尊敬を感じる。

色風景に出会える時期

いつでも

色風景に出会える場所

愛知県
犬山市大字犬山字北古券65-2

居住経験

なし

主要な色彩

白, 黒

推薦者

永田泰弘

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