神奈川・小田原城天守閣

色風景の詳しい説明

小田原城は、複合式層塔型三重四階の天守構造の天守閣をもつ城として寛永10年(1633)に築かれ、元禄の地震で倒壊したために、宝永3年(1706)に再建されました。この再建天守は明治に解体されましたが、1960年にコンクリート造で復興されました。 築造当初は居館を今の天守の周辺に置き、後背にあたる八幡山を詰の城としていましたが、江戸時代に居館部が近世城郭へと改修され、現在の小田原城址の主郭部分となりました。 豊臣秀吉は小田原征伐と称して総攻撃し、小田原城を無血開城させました。戦後、北条氏の領土は徳川家康に与えられ、江戸城を居城として選んだ家康は腹心の大久保忠世を小田原城に置きました。

"美しい"と感じる理由や思い出

小田原城は、1960年にコンクリート造で復原されたお城ですが、城の隣接地に建てられた三の丸小学校が、いぶし瓦葺き白色塗装の校舎となり、お城の色に調和した建築として、景観色彩の調和した地域を形成しているところに意義があります。

色風景に出会える時期

いつでも

色風景に出会える場所

神奈川県
神奈川県小田原市城内6-1

居住経験

なし

主要な色彩

白, 黒, グレー, 緑

推薦者

永田泰弘

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