千葉県市川市・葛飾八幡宮拝殿

色風景の詳しい説明

葛飾八幡宮は寛平年間(889~898)宇多天皇の勅願によって勧請された社で、古来より武神として崇敬されてきました。 源頼朝は治承四年(1180)安房国から下総国府に入り、自ら参詣して源氏の武運を祈願し、建久年間(1190~1199)には社殿を修復させたと伝えられています。 太田道灌は文明十一年(1479)に関東の安泰を祈り、社殿の修復を致しました。 徳川家康は天正十九年(1591)に社領として朱印五十二石を寄進しています。 明治維新の神仏分離までは境内に上野東叡山寛永寺の末寺の法漸寺がありました。鐘楼は往時の貴重な遺物です。また、随神門は仁王門でした。 屋根は、いずれも銅板葺きです。

"美しい"と感じる理由や思い出

市川市の景観審議会に訪れると頻繁にお参りをした拝殿です。入母屋造に唐風の破風を備えた銅板葺きの屋根のシンプルな重厚さが魅力です。

色風景に出会える時期

いつでも

色風景に出会える場所

千葉県
千葉県市川市八幡4-2-1

居住経験

なし

主要な色彩

緑, 茶(緑青色)

推薦者

永田泰弘

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