和歌山・高野山金剛峯寺東塔

色風景の詳しい説明

 高野山真言宗総本山金剛峯寺は、弘法大師が禅の道場として開創し、真言密教の聖地、また、弘法大師入定信仰の山であり、 「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産になっています。  空海が嵯峨天皇から高野山の地を賜ったのは弘仁7年(816)のことであり、空海が若い時に修行したことのあるこの山に真言密教の道場を設立することを天皇に願い出たというのが史実とされています。  高野山内の西寄りの金堂、根本大塔、西塔、東塔、御影堂などの立ち並ぶ一画を「壇場伽藍」といい、空海が在世中に堂宇を営んだ敷地です。  幾度も戦火に会ったために、現在の諸堂塔は大部分が江戸時代後期から昭和時代の再建ですが、真言密教の道場としての高野山の中心となる場所です。

"美しい"と感じる理由や思い出

毎朝の読経の最後に「南無大師遍照金剛」と読み上げますが、空海の偉業が凝縮されて残っている「壇場伽藍」の代表として東塔を選びました。

色風景に出会える時期

いつでも

色風景に出会える場所

和歌山県
和歌山県伊都郡高野町高野山132

居住経験

なし

主要な色彩

緑(緑青色、焦茶色)

推薦者

永田泰弘

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