島根・日御碕神社

色風景の詳しい説明

日御碕神社は「下の本社」と、「上の本社」があり、「下の本社」には天照大御神が祀られ、「上の本社」には素戔嗚尊がまつられています。  上の本社(神の宮)は安寧天皇十三年(6世紀)、勅命により祀られ、下の本社(日沈の宮、ひしずみのみや)は天暦二年(948年)、村上天皇の勅命により祀られ、総称して日御碕大神宮とされました。写真は上の本社の拝殿と本殿です。  「日沈の宮」の名前の由来は、創建の由緒が、伊勢神宮が「日の本の昼を守る」のに対し、日御碕神社は「日の本の夜を守れ」 との「勅命」を受けた神社である事によります。  現在の社殿は三代将軍・徳川家光の命により幕府直轄工事として日光東照宮が完成した直後の寛永十一年から二十一年までの期間を掛けて造営されたものであり、権現造様式が採用されています。  日御碕神社は、鮮やかな朱塗りの社殿で、日本海を見渡す山頂に近い、高い位置に建てられています。

"美しい"と感じる理由や思い出

私の出身地は島根県松江市ですが、日御碕神社にお参りしたのは85歳になっった時です。日本海を見下ろす断崖の上に建つ伊勢神宮が日本の昼の守りを担当し、日御碕神社が夜の守りを担当するという重要な役割を知って、感慨一入です。

色風景に出会える時期

いつでも

色風景に出会える場所

島根県
島根県出雲市大社町日御碕455

居住経験

なし

主要な色彩

白, 緑, 茶(朱色、緑青色)

推薦者

永田 泰弘

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