江戸五色不動・最勝寺教学院

色風景の詳しい説明

 最勝寺教学院は世田谷区太子堂にある天台宗の寺院で、寛永寺の末寺の一つです。 正式名称は「竹園山最勝寺教学院」で「目青不動」の通称でも知られています。 寺の名は同じですが「目黄不動」は「牛宝山明王院最勝寺」です。 寺の縁起によれば、応長元年(1311)、玄応和尚によって江戸城紅葉山付近に創建され、太田道灌の江戸城築城の康正三年 (1457)、麹町貝塚に移転し、後に赤坂三分坂へ移転したという説もあります。  徳川家康が征夷大将軍になった翌年の慶長九年(1604)、青山南町(百人町)に三千坪の土地を与えられて移転し、明治末期に現在地に移転したといいます。 不動堂には本尊の不動明王像(秘仏)と前立の不動明王像があり、この不動明王像は「東都五色不動」とも「五眼不動」とも呼ばれていますが、正確な造像事情は不明であると言われています。

"美しい"と感じる理由や思い出

目青不動尊の不動堂は、寄棟造り銅板葺きの屋根のシンプルさが魅力です。何の飾りもない清々しい感じが、好きです。
写真は、三軒茶屋のキャラットタワーを背景にして、新旧を対比させた構図になっています。

色風景に出会える時期

いつでも

色風景に出会える場所

東京都
東京都世田谷区太子堂4-15-1

居住経験

なし

主要な色彩

白, 緑, 茶(緑青色、赤茶色)

推薦者

永田泰弘

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