朱色の魅力・山梨・武田神社の神橋

色風景の詳しい説明

武田神社は、山梨県甲府市古府中町にある神社で、甲斐の国の名将、武田信玄公をお祀りしている神社です。 甲斐武田氏3代、信虎公・信玄公・勝頼公が60年余りにわたって国政を執った躑躅ヶ崎館の跡地に建てられており、武田信玄を祭神としています。 戦国武将・武田信玄というと、上杉謙信との川中島の合戦があまりにも有名ですが、政治家としても優れた手腕を発揮しています。 晩年の信玄は京都を目指して上洛の軍を起こし、遠江(静岡県)の三方ヶ原で徳川勢を粉砕しましたが、病気のため、夢むなしく信州の伊那駒場で53歳の生涯を閉じました。 紹介した写真は武田神社入り口の参道ですが、神橋の朱色が印象的なので採用しましたが、社殿も美しい色風景を保っています。

"美しい"と感じる理由や思い出

参道を直進して来ても、横からアプローチしても。武田神社の前にくると。神橋の欄干の朱色が、非常に印象的で期待を膨らませてくれます。
朱塗りの建物は、古くから神社仏閣の塗装に多く使われていました。
朱色の塗装に使う真朱、辰砂、真赭(まそお)などと呼ばれる硫化水銀を主成分とする赤色顔料は、高価であったため、限られた用途にだけ使われてきました。
この彩度の高い朱色は、神社仏閣建築に使われたことから、日本の風景を代表する建築色彩として定着してきました。
これら朱色の建築は日本文化を代表する景観色彩として魅力があり大好きです。

色風景に出会える時期

いつでも

色風景に出会える場所

山梨県
山梨県甲府市古府中町2611

居住経験

なし

主要な色彩

赤, 緑, 茶(朱色)

推薦者

永田泰弘

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