東京・東郷神社

色風景の詳しい説明

 東郷平八郎は、弘化4年(1847)、薩摩藩士東郷吉左衛門の四男として鹿児島市鍛冶町で誕生、昭和9年(1934)88歳で東京麹町三番町で生涯を閉じました。  幕末、19歳で薩摩藩の海軍に入り、明治維新前後の海戦に従事、明治4年(1871)24歳の時にイギリスに留学してウースター号等で7年間厳しい訓練に耐え、船乗りとしての知識と技術を修めて帰国し、日本海軍士官となりました。  以来戦略や国際法の勉強にも励み、巡洋艦浪速の艦長として1893年にハワイがアメリカ合衆国に併合された際や、日清戦争中(1894年〜1895年)の難しい国際問題等の処理にも活躍しました。  日露戦争(1904年〜1905年)では聯合艦隊司令長官として三笠艦上にZ旗を掲げ、露国のバルチック艦隊を日本海において撃滅して戦争を勝利に導く偉業などが讃えられ、祭神として祀られました。

"美しい"と感じる理由や思い出

 東郷元帥は日露戦争の軍神の一人として、幼い頃に、思い出に刷り込まれたことと、伝えられた人柄のすがすがしさも含め、日本軍人の中では特別の人でした。
 境内には「海の宮」という神社もあります。神社の姿も、その豪儀さと、直線的で近代的な神社建築の美が感じ取れる処など、一段と、惹きつけるものがあります。

色風景に出会える時期

いつでも

色風景に出会える場所

東京都
東京都渋谷区神宮前一丁目5-3

居住経験

あり

主要な色彩

黒, グレー, 茶(緑青色、ベージュ、)

推薦者

永田泰弘

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