東京・祐天寺

色風景の詳しい説明

 祐天寺(ゆうてんじ)は、浄土宗の寺院で、山号 は明顕山です。  祐天上人が廟所を目黒の地に建立する事を望んでいたので、弟子の祐海は目黒にある善久院を購入して住職となり、祐天の廟所と常念仏堂を建立しました。  享保8年(1723年)、祐天寺の寺号が正式に許可され、祐天を開山とし、祐海は第二世となりました。  阿弥陀堂は五代将軍徳川綱吉の息女竹姫の寄進で亨保9年(1724)に上棟されました。江戸中期の三間四面堂として貴重です。  仁王門も竹姫により亨保20年(1735)に寄進され、三間一戸八脚門切妻造り本瓦葺型銅板葺きで、昭和6年に茅葺から葺替えられました。  旧崇源院霊屋宮殿は、三代将軍家光の生母を祀るためのもので、八代将軍吉宗の代に祐天寺に移されました。  正八角形を基本とする変形六角形の特異な形式です。  境内に大正天皇の生母柳原愛子の墓があります。

"美しい"と感じる理由や思い出

 祐天寺は、東急東横線の駅名にもなっていて、都民には馴染みの深い名前です。
 境内の旧崇源院霊屋宮殿は、その特異な形が、独特な美しさを出しており、美しい風景を醸し出しています。

色風景に出会える時期

いつでも

色風景に出会える場所

東京都
東京都目黒区中目黒5-24-53

居住経験

あり

主要な色彩

白, 黒, グレー, 黄, 茶

推薦者

 永田泰弘

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