燕三条のカトラリー

色風景の詳しい説明

新潟県の燕三条エリアは、刃物を中心としたものづくりのメッカです。燕が職人の街、三条が商人の街、両者が連携して、多くの産業や企業を生み出してきました。爪切りの諏訪田製作所、ステンレス包丁の藤次郎をはじめ、世界に進出して認められている会社が数多くあります。燕三条地場産業振興センター内にあるイタリアンレストランBitでは、食事と共に燕三条の技術をふんだんに味わえます。山崎金属工業のカトラリーは、ノーベル賞の晩餐会でも使用されたことで有名になりました。マルナオの箸は、黒檀が十六角に形作られており、テーブルも箸に使われる木材が使われています。

"美しい"と感じる理由や思い出

カトラリーは、手にとって料理を皿から口に運ぶための機能性や安全性が第一ですが、燕三条のカトラリーには、さらに洗練された美しさがあります。艶やかでしっとりとした光沢は、時には50以上の成形や加工のプロセスを経てようやく導き出せるのだそうです。素材としての安全基準を満たし、より強くなめらかな表面であると同時に、上質で艶やかな金属面の仕上がりが備わっているのが魅力です。黒檀の箸は、硬く軽い機能性に加えて漆黒の優しく上品な色合いに特別感を感じます。

色風景に出会える時期

いつでも

色風景に出会える場所

新潟県
三条市

居住経験

なし

主要な色彩

黒, その他(銀)

推薦者

川澄未来子

タグ