千葉・布施弁天東海寺

色風景の詳しい説明

 東海寺は、千葉県柏市布施にある真言宗豊山派の寺院。 山号は紅龍山。本尊は弁才天。寛永寺弁天堂、江島神社とともに関東三弁天のひとつに数えられ、地名から布施弁天とも称される。常陸川の流路にあった藺沼に突き出した地形に建てられている。 807年(大同2年)空海が嵯峨天皇の勅願により創建したという。 承平天慶の平将門の乱の際、本尊弁財天を松の木の上に避難し難を逃れたことから、松光院とも称される。 山門(楼門)は見上げる感じで、豪壮であり、本堂は重厚感が尋常ではない。また、三重塔は小型であるが朱塗りの色が鮮明である。鐘楼は飯塚伊賀七の設計とされ、普通に見かける鐘楼とは違った珍しい形をしている。客殿などは趣のある建築である。

"美しい"と感じる理由や思い出

 50年ほど前に、外装の色彩設計を手がけた我孫子ビレジの現状の様子を見るために訪れた帰途のたまたま見つけたお寺で、期待以上にその個性に興味を覚えたので、撮影を行った。

色風景に出会える時期

いつでも

色風景に出会える場所

千葉県
千葉県柏市布施1738

居住経験

なし

主要な色彩

白, 黒, 赤(緑青色、朱色、金色、)

推薦者

永田泰弘

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