色風景の詳しい説明
浮田家住宅 は日本の伝統的な裕福な自然豊かな屋敷の建物である。これは日本人の感性の結集であり、日本文化の基本である。全体は素朴で自然な建物のデザインだ、が明るい茶の壁面と濃い焦茶の縦横の木材による構成は、日本建築の極みであり、鎌倉の書院建築など、他国の平面・空間デザインにはない極めて緻密な抽象造形センスであり、西欧の抽象アートより数百年先んじた日本の中世美術である。縄文の火炎土器に見られるダイナミックな造形と対極の二つの和の文化遺産である。 自然と伝統の和の抽象造形の建築構成の調和は、世界で最も洗練された感性の完璧な住宅デザインの例であろう。 地域の風土と見事に一体となった建物のあり方は、発酵デザインの幸せな手本 と言える。 富山
"美しい"と感じる理由や思い出
日本国j中ドライブするが、どこでも農家の大きな豪勢な瓦屋根の住宅に数多く出会うが、よくもまあ大切に住まわれていることかと感嘆する。
維持や掃除、庭や植栽の手入れだけでも大変だろうと思う。この浮田家は長屋門の茅葺き屋根が実に自然に存在するようにみ受けたが。おそらく住まい主と、行政の丁寧な意思疎通が見えて来たように感じた。周囲の小川や庭園、田園風景も見事だし、特に庭の結界のような塀のシンプルなデザインの簡潔さにとても感心した。
色風景に出会える時期
いつでも
色風景に出会える場所
富山県
居住経験
なし
主要な色彩
白, 黒, 茶, その他(自然素材色)
推薦者
林 英光
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