「成巽閣」群青の間

色風景の詳しい説明

成巽閣の群青の間・書見の間 は意匠を凝らした数奇屋風書院造り。 群青の間とそれに続く書見の間は重要な空間で、 天井は折上天井、素材の杉柾を目違いに張り、蛇腹および目地にはウルトラマリンブルーという西欧より輸入された顔料を使用した群青が特異な意匠である。

"美しい"と感じる理由や思い出

金沢という冬の厳しい環境の伝統建築にあって、ベンガラの赤を生かした優れた伝統の美しいインテリアがあるが、素材の杉柾と赤、青の色環境はとても珍しい試みで、一見派手だが落ち着いた異空間になっている。新たな日本の未来環境は、伝統の上に独自の展開を進めたいと思う貴重な好きな例の一つである。

色風景に出会える時期

いつでも
通年

色風景に出会える場所

石川県
石川県金沢市

居住経験

 

主要な色彩

赤, 青, 紫

推薦者

 

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