お祭りの猩々

色風景の詳しい説明

右側の猩々(しょうじょう)は、古くに中国から伝わった想像上の動物である。 体は赤い毛に覆われ、顔は人間に似て、人語を話し酒を好むという。 この大人形は、竹を組んだ胴体でできており、人が入ると高さが2mほどになる。 祭礼行列で先頭を歩き、子どもたちを追いかけて、大きな手でたたいて回る。 たたかれると病気にならないそうだ。 この地域のそれぞれの町には猩々人形が現存し、祭りに欠かせないものとなっている。

"美しい"と感じる理由や思い出

紙張り子でできた赤黒い顔、麻糸でできた赤い髪、紅葉を思わせる団扇。
それぞれの町の猩々は、傷んだところを修復しながら使われているそうだ。
長く継承されてきたこの赤色は、猩々文化の伝統の色。貴重で美しいと思う。

色風景に出会える時期

いつでも

色風景に出会える場所

愛知県
有松山車会館 土日祝のみ開館

居住経験

なし

主要な色彩

赤, 茶

推薦者

YS

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